8.【レストラン】
a.Ho!サマー
濱ちゃんと千崎の「あの夏の日の……薄荷キャンディ」で後ろに引かれた幕が上がって、初日はてっきり薄荷キャンディが始まると思ったのに、なぜかHo!サマー。チビッコ〜新中堅メンバーが水着やアロハで夏の海辺で遊び回る演出の中、オレンジのつなぎを着た淳太・薫太・龍規・龍太・佐竹・大田がモップを持ったり背中にカゴを背負ったりの清掃員コスプレ(?)。主にその6人で歌ってますが、サビ部分だけ水着ジュニアも一緒に合唱。それまで超偉そうにベンチに横たわっている神山様が、急に上体を起こして「Ho!サマー♪Ho!Ho!サマー♪」と歌い出す姿は見物です。石田と小松だけ毎回少し遅れての登場だったので、もしや馬の足役はこの二人?と秘かに疑ってたんですが、大ハズレ(苦笑)。ちなみに石田は黄色のアロハシャツを羽織ってるのに、小松は上半身裸で元気よく走り回ってました。ここはとにかく出演ジュニア多数の上に、一種のフリータイムでもあるので、あちこち目移りして大変。中でも、ビーチバレーやってる天野の顔が濃くて暑苦しさ倍増(爆)。それに引きずられてる感じの中嶋に、爽やかペアの真鳥と吉田、夏の海が死ぬほどに合わない風雅など、見所満載でした。オレンジつなぎ組は途中からセンターに一列になって歌い、これがなかなかアイドルっぽい並びで◎。特に淳太の確信犯的カワイイ振りには、すっかり騙される気満々でこっちも挑みます。歌い終わると薫太以外の5人がさっとツナギを脱いで、ギャルソンスタイル(淳太だけグレーのスーツ)に変身!ここが一種の見せ場だと思うんですが、佐竹はしょっちゅう衣装が引っかかってモタモタして遅れてました(笑)。さすがだ!メイン組が衣装チェンジしてる間に、天野や清水が袖からテーブルを出してきてレストラン準備。
この祭りがよっぽど楽しそうに見えたのか、23日二部からは大智が乱入。しかも上半身裸に下はジーンズを膝下まで折り上げて、違和感なくとけ込んでしまうところソツがない。これがまたエエ体してるんですわ!(大興奮) 衣装着てるとそうも思わないのに、脱ぐと肩がしっかりあって腹筋が薄く割れてて背中も腕もどこもかしこも引き締まって無駄な肉なんか全然ない。でも貧弱な印象は一切無く、全て引き締まった筋肉で構成された体って感じでした。←食い入るように観察(怖)。そんなナイスバディな大智は、二部では前に行って歌ったかと思うと後ろに混じってビーチバレーをしたり自由奔放。三部ではほとんどずっと前列のオレンジつなぎ組と並んで歌い、最後の衣装チェンジまで居座ってました。
b.愛しのナポリタン
ここからが本格的にレストランコントの始まり。疲れてお腹も空いた濱田刑事(だからまだその設定残ってたの?と客席1008人がツッコミ)が入ったレストラン。そこにはグレーの上品なスーツを身に纏った中間淳太オーナーがお出迎え。「当店ナンバー1店員でございます」とギャルソン姿の薫太(初回のみ?二回目以降に見た時は別衣装に変更)が登場。この薫太のキャラが秀逸で、本当にここまでやってのけられるのはキミだけ!と心からの賞賛を送りたい。おもむろに濱ちゃんのテーブルの隣に座ると、「仕事はなにやってるの?」とホスト口調で問いかける薫太。「腹立つなぁ」と言いつつ濱ちゃんが「刑事です、まだ新米ですけど」と答えると、「へぇ〜、刑事さん。趣味は?」とさっさと話を切り替え(笑)。濱ちゃんに「僕の話に興味ないでしょ」と言われて、「フフッ」とお馴染み不快な笑い方。とにかく、人を怒らせることにかけては天下一品の薫太は、地とも言えるキャラを存分に発揮してました。そんな素晴らしい薫太のホストっぷりを見て、一緒に入った友人は「この子の将来の姿を見るようやわ」と一言。アンタ鬼だ……!
注文を聞かれた濱田刑事(さすがにここではコートを脱いで薄ピンクの半袖シャツ)がナポリタンを頼むと、「オーーダーー!」(ビストロSMAP風)と鐘を鳴らす淳太がとおおっっってもお似合い!食事に合わせてショータイムが始まり、トリオ・ザ・シャキーンに扮したTOP Kidsが登場。一曲終わるまでに食べ終わらないと罰金を払う制度なので、必死で食べる濱ちゃんと、一口二口食べただけで後は椅子にもたれてポーズを取る薫太。皿に乗ったナポリタンは、最初は作り物かと思ったらホンモノでした。ジュニアの食事光景なんて滅多と見れるもんじゃないので、ある意味貴重?「ピーマンとニンジンが、コラボレイション♪」で淳太と薫太が前に出てきて熱唱するのが可愛い!この二人並びって今まであんまなかったと思いますが、なかなか身長とか見た目のバランスが良くて、相性いいかも?
ナポリタンを運んでくるギャルソン龍太(淳太オーナー曰く、「当店ナンバー2」らしい)は、毎回薫太には丁寧にサービスするのに、濱ちゃんとこにはガシャンと音を立てて皿を置いた後、トレイを濱ちゃんの頭にぶつけていくのがお約束。18日一部ではそれを濱ちゃんにサッと避けられ、半分キレ気味で改めてトレイで殴ってました(怖)。二部か三部でも濱ちゃんがトレイを避けると、No.1イケメン店員薫太が「お客さん、とうとう避けるようになりましたね」と色っぽい声で指摘(笑)。←キャラを完全にモノにしてるので、アドリブも大丈夫な薫太。素晴らしい!
19日三部は濱ちゃんのナポリタンが作り物(レストランの入り口にあるようなヤツ)にチェンジ。薫太のはホンモノで、それを一口摘んだ淳太が濱ちゃんの首から付けた紙エプロンで口を拭くのが、ここ最近のお約束。さすが自他共に認めるタラコ唇だけあって、くっきり形が残るのがなんともセクシー(笑)。ちなみに後半になると、濱ちゃんはナポリタンがホンモノの時は踊ってるチビッコ達の誰か(無作為選出)に食べさせることが多かった。
千秋楽はもちろんアドリブ満載。まずナポリタンを食べるときに薫太が付ける紙エプロンに「No.1イケメン店員KUNTA」のサインがしてあって、下の方には彼お得意の似顔絵(今の本人とは似ても似つきませんが)が書いてました。淳太に「お客様は……中の下ですね」と言われた濱ちゃんの紙エプロンには、「イケメン刑事・濱田崇裕」と堂々記載(その下に日付とサイン付き)。「自分では(イケメンと)思ってますから」と言い張る濱ちゃんに、客席からまばらな拍手が送られます。ナポリタンに出てるメンバーも紙エプロンのメッセージが気になるのか、一番下手の神山がチラチラとその様子を見てました。普段いかにふてぶてしくても、こんなときに14歳の素顔が出るのがカワイイ(笑)。頑張ってナポリタンを全部食べた薫太は、口の中にいっぱい詰まったまま次のセリフを言わないといけないので、もごもご言っても濱ちゃんは突っ込まずに進行してあげてました。こうゆうとこが濱ちゃん、優しいなーと思います。
c.ミソスープ
次に味噌汁をねだる薫太に、「お前残したくせになに言うてるねん」と濱ちゃんがキレてるうちにオーダー成立。淳太「あっつあつのミソスープ!」のかけ声で照明の落ちたステージに出てきたのは、他でもない大智と我らが(誰だよ)文一!えええーーー!!この二人で歌うの!?大智と文一でデュオしちゃうの!?マジで?私の白昼夢じゃなくて!?と、あまりの嬉しさに自分の正気を疑ってると、ホントに二人で歌い出しました!それもけっこう上手い。(欲目?) 赤のチェックシャツの大智と、同じく赤の水玉シャツの文一が並ぶと、まぁ身長もそんな変わらないし、見た目的にもとってもしっくりした感じで雰囲気が合ってました。ふわー、可愛い……。(放心) こ、これセット販売でお願いします!(財布を取り出す勢い)
歌い終わると、味噌汁が熱いと濱ちゃんが怒ったために、「ミソスープ、こっち来なさい!」と淳太に呼ばれる大智と文一は、まるでいたずら好きな子犬二匹。渋々といった体でテーブルに近寄る大文がまた可愛くて、濱ちゃんに叱られてふて腐れ気味に謝る文一がさらに可愛い!
15日は韓国なのか中国なのか、とりあえず日本語がわからない設定のミソスープ(コンビ名)。濱ちゃんが「熱いねん!」と怒っても、二人で顔を見合わせて首を振り、大智が代表して「ニホンゴわからな〜い」と返答。二人してシャツのポケットからメガネを取り出すと(小道具も合わせて準備)、それをかけて並んできょとんと濱ちゃんを見返すのが可愛い。
後半からはミソスープに高所恐怖症の設定が加わり、いつも1メートルも上がらないセリから怖くて降りられないと騒ぎます。また、濱ちゃんのクレームには「それは作ったシェフに言うて。俺ら具材やから」と主張。確か初日は文一が先に「ミソ」と名乗ったので、大智は「じゃあ俺スープしか残ってへんやん」と言ってましたが、日によっては大智が「ミソ」を名乗ることも。最終的には、文一がミソで、大智がワカメに落ち着いたみたいですが。
千秋楽はミソスープの乗った台が2メートルまで上がり、上にいる二人は知らなかったみたいで驚いてました。途中でどんどん上がり続けるセリに驚いて下を見て、大智がぎゅっと文一の手を握った(!)のが可愛い過ぎて、そんな演出を試みたスタッフに感謝状を差し上げたい。そのまま手を繋いで歌い終えたミソスープに、濱田刑事から「うまい!」と初めての褒め言葉。しかしオーナーの淳太に呼ばれても、セリが上がったままなので降りられないミソスープが可愛くて可愛くて仕方ありませんでした。どれくらい高いのか検証するために薫太がセリ横に並ぶと、179pの薫太より更に頭半分くらい高かったので、やはり2メートルはあったと思います。てか、薫太の身長は自己申告よりもっとあるような気がするから、更に高かったかもしれません。結局セリが下りて、無事地面に降りられたミソスープ。文一がボソッと「ホンマに怖かったわ」と言ったのが可愛すぎる……!(悶死) 「地面に足ついたら強いからな」とかかってこいと言わんばかりの体勢の大智に、しかし濱ちゃんはただ褒めるのみなので、これ以上話の広がりようがなく(笑)。しょせん、天然>毒舌の力関係を改めて思い知りました。
d.恋の400Mカレー
薫太が下がって、代わりにテーブルに加わった大文二人。そんな二人が繰り出す会話は、大「お腹空いたなー」文「空いたなー」大「なんか食べたいなー」文「がっつりしたもん食べたいな」大「この店カレーが有名やねんて」文「カレー食べたい」と、全ての情報を大智が伝えて、文一はただ決定するのみ。誰だ、こんな文一を甘やかす脚本を考えたのは!その間完全無視された濱ちゃんは、「俺はもうお腹いっぱい」と言うのに巻き込まれて、カレー3人前のオーダーが通る。すると桐山&ムエタイが出てきて、「恋の400Mカレー」(V6剛ちゃんが番組企画で出した曲)を披露。ターバンに短めベストというインド人の扮装(イメージ貧困)をした桐山&ムエタイが寸分の違和感もなく、まるで新しいユニットのようでした(爆)。
しかし私の目はテーブルでカレーをがっつく文一に夢中で、ほとんどステージを見る余裕はなく。だってナマ食事ですよ?これ以上レアなモンありませんがな!しかも初日なんて文一はすごい勢いで食べ続け、このまま曲が終わるまでに完食しそうと思っていたら、最後は残ったご飯を濱ちゃんの皿の中に。同じく大智も早々にルーがなくなって、ご飯を濱ちゃんの皿に移してました。(後にMCで文句を言ってましたが、ご飯が固くてカレーが冷たかったらしい)
15日は、味噌汁が熱いのを謝れと怒りながらも、文一が紙エプロンをつけるのを手伝ってあげる濱ちゃんに、「お客様、優しいんですね」と声をかける淳太。当の文一はさほど感謝した様子も見せずに、それどころかカレーを食べ終えた後、マイクを通さず濱ちゃんに「カレー飽きた」と訴える始末(笑)。皆頑張って食べてるのに、一番年上が一番我慢ができないのか!それを受けて「明日は温泉卵でもトッピングで用意してもらおか」と宥める大智。みんな優しい〜。
18日一部になると、文一は「カレー食べたい」という台詞を言うのに間を空けるほどうんざりしてたようで、大智に突っ込まれる(笑)。そして出てきたカレーにはほとんど手をつけずに残して、「もう体が受け付けない」とギブアップ。同じ回数だけ食べてる大智は完食してたのに……。そのため二部は大文だけ作り物のカレーになり、「なんでや!」と濱ちゃんが発狂(笑)。なのに文一は「今はお腹すいてたのに」と文句を言う始末で、ええ加減にせえ!スタッフさん、こんな子に気ぃ遣う必要ありませんよ!三部は再び本物のカレーに戻って、全員完食してました。濱ちゃんだけ最初から少なめに盛ってあったようですが、考えてみればカレーだけでぎゃあぎゃあ騒いでる大文と違って、濱ちゃんはナポリタンも味噌汁も食べてるので、ずっと負担は大きいはず。なのに文句も言わずに頑張る姿に、本来あるべき日本人の姿を見た気分です。
19日は一部三部共にホンモノで、三部はカレーじゃなくてハヤシライスでした。一部では濱ちゃんが「このカレーいつもより辛い」と騒ぎ出すも、薫太と淳太が一口ずつ味見しても別に辛くなかったみたいで、「お客様、変なことを言い出すのは止めてください」とオーナーより苦情。しかし濱ちゃんには本当に辛かったらしく、汗がだくだく出て周りに驚かれてました。(びょ、病気……?) そのため一部では濱ちゃんだけカレーを残して、大文は完食。あんなに文句言ってたくせに、文一もすっかりカレーを克服したようです。大智に至っては自分の分を食べ終わってから濱ちゃんの分にも口を付け(ヤツの胃袋は宇宙だ!@フードファイト)、やっぱり食べ比べても同じカレーだと判断。「文ちゃんも食べてみて」といっしょに検証を勧められた文一は、しかし手を付けませんでした(笑)。すっかり自分の味覚に自信をなくした濱ちゃんは、「俺の舌がおかしなったんかなぁ」とのことでしたが、それも無理ないと思います。大智なんて「この一ヶ月で絶対カレー嫌いになる自信ある」とか言ってましたからね。三部では全員カレー完食、と言っても福神漬けが嫌いな大智は毎回それだけ残してるので、最初から入れなければいいのに……。
いつも支払を押しつけて捌けてしまうミソスープを警戒して、19日三部では文一を後ろから羽交い締めにして人質に取る濱ちゃん。ちょっと、アナタ刑事って設定忘れてませんか?(笑) そして相方(この場合は文一)を人質に取られた大智は焦りつつもどうにか文一を取り返そうと、「話を聞くから落ち着け、逃げへんから」と濱ちゃんを宥める。完全に刑事と犯人入れ替わってますがな。そして口先三寸で濱ちゃんの手を離させると、その隙にさっと逃げ出す文一。ミソスープの連係プレー&コンビ愛に感心した回でした(笑)。
千秋楽では席に着いた大智は自分の紙エプロンを取り出すと、「ミソスープのワカメ玉子・中田大智」のメッセージと共にサインが。しかしワカメ王子と名乗る大智に、「ワカメ玉子になってるで」とオーナーから指摘が入る(爆)。どうやらこれ素ボケだったみたいで、いつもはツッコミの立場にいる大智がかなり焦ってました(笑)。そこで文一の番ですが、彼の紙エプロンは真っ白。薫太か誰かが「文一くんも書けば良かったのに」と言うと、「俺そんなん聞いてない」とマジ拗ねする文一。気を取り直して紙エプロンをつけて、と言われても文一は「イヤや」と言うことを聞きません。オーナー自ら側に寄ってきて紙エプロンを手渡しても、「イヤ!イヤ!」と駄々っ子モードの文一。「アナタ何歳ですか」と諭しながら淳太が後ろに回って付けようとするのをマイクで防ごうとし、「もう(今年)二十歳でしょ」と言われて項垂れた文一は淳太にエプロンをつけてもらってました。な、なにこれ?淳太ママに駄々っ子文ちゃん!(萌え度MAX) この淳文のやりとりが可愛くて可愛くて×∞、悶え死ぬかと思いました。
e.薄荷キャンディー
ミソスープに支払いを押しつけられた濱ちゃんへ、レストランからの請求額は回によって違いますが大体7〜10万円程度。料理内容からしたらとんだぼったくりかもしれませんが、ミソスープのチャージ料と思えば決して高くはないと思って見てた客も少なくないはず。(もちろん私もその内の一人) その価値をわかってない濱ちゃんが「なんでこんな高いんですか」と抗議すると、ナンバー1店員・薫太がポーズを取って「僕の……サービス料が含まれてるからさ」と返答。なるほどネ!(納得) しかし濱ちゃんは納得がいかず、「そんなお金持ってません」と怒り出すと、上品で礼儀正しかったオーナー・淳太が逆ギレ。「お前ふざけんなよ!」と一喝した後、薫太が「オーナー、どうぞ」と絶妙のタイミングでさっとミネラルウォーターのペットボトルを差し出す。さすがナンバー1店員!オーナーに脅された濱田刑事は仕方なく言われた金額を払い、「二度と来るか!」と言い捨てその場を去りかけると、そこで淳太が引き留め薄荷キャンディーを渡す流れ。そこでレストランセット(テーブルと椅子だけですが)を片付けるイケメンのギャルソン集団、龍太・OSSaN4人・伊藤・龍規・菊岡の8人が秀逸。皆それぞれ似合ってましたが、中でもピカイチなのはやっぱり麗しの(枕詞)菊様。あんなギャルソンがいたら、チャージ料なんぼほど取られるか想像できません。濱田刑事が払った金額なんて目じゃない(かも)!そして大田前髪を上げたが、松田翔太にしか見えませんでした。あの顔は好きあんですが、「男前だよ」って誰かが教えてくれないと絶対気づかないタイプ(笑)。
歌はもちろん濱ちゃんソロから始まり、続いて淳太が大田と龍太を左右に従え熱唱。(Web通販のJr.混合写真4に写ってます) それからステージ奥のセット上に伊藤・千崎・菊岡が立って、客席に手を差し伸べながら歌います。思わず、き・く・さ・まーー!と手作りハチマキ&応援法被でかけ声を上げたい気分。(70年代アイドルの体で) 上手側にはホスト衣装の薫太が、両脇に佐竹と龍規と長尾を侍らせ歌い継ぐ……。も、夢のような男前どもの競演に、ため息の連続です。途中から文一や桐山たち、ギャルソン以外の出演メンバーも出てきて正にお祭り的展開。このとき文一と桐山はショータイムと同じ衣装なのに、花道から登場した大智だけ総合司会の衣装に戻ってました。
ここからは細かいツボを羅列。淳太が濱ちゃんに薄荷キャンディーを渡すとき、12日は淳太が素で間違えてボタン(新しい衣装についてる予備ボタン)を渡してましたが、13日は大丈夫でした(笑)。でも他の日でもなかなかポケットからキャンディが出てこなかったりして、待ちきれず濱ちゃんが行ってしまいそうになるのを引き留めたり。淳太の鈍くささ全開の場面が、秘かにマニア向けだったのでは?
15日はレストランコントの最後で笑ってしまって、顔を上げられない薫太。いかーん、イケメンNo.1店員キャラはどうした!そう言えばこの子もゲラだった……。花道で歌う大智はなぜかしかめっ面で、スモークの勢いが良すぎるのかな?と思ってたんですが、実はこの時カレーのご飯粒を戻しそうになってた(汚)と、後にMCで言ってました。
楽日では支払いを嫌がる濱田刑事にキレるオーナー、「俺地元でなんて呼ばれてるか知ってるか?」と凄味をきかせます。二部では「神戸の毒サソリや!」と言って、「刺すぞ!」と脅しをかける(笑)。「刺せるもんなら刺してみい」と居直る濱ちゃんに、「尻尾しまっとるんじゃ!」とキレ返す淳太。三部では「神戸の唇お化けや!」と言い放ち、あまりの自虐ネタに恐れをなして支払う濱ちゃん(笑)。「二度とくるか!」とキレて帰る際に、ついうっかり千秋楽仕様の紙エプロンを手荒に扱ってしまった濱ちゃんに、客席から「あー!」と声が上がる。慌ててそれを受け取った薫太が、「大事にしないと」と折りたたんで寄せていたのが可愛かった(笑)。こうゆうとこに薫太のA型っぽさを見ます。
歌のラスト辺りで文一も前に出てきて、毎回濱ちゃんと向かい合って仲良しこよし。ホントこの二人は今年に入って異常に絡みが増えて、二年前のサマスペの感想で「かみ合ってない」とか「若干気まずそう」とか書いてたことが嘘みたいです。時代は流れるのね……。
9.【小芝居】
これがどこのコーナーのことなのかさっぱりわからないんですが、あえて当てはめるなら捜してた優馬のお兄ちゃんが千崎と判明した辺り?初日はここで千崎がボビーの物真似を披露したり長々とやってましたが、毎回やってるとどんどんリピーターに飽きられ(酷)、後半はさらっと流されるようになりました。本人も言ってましたが、物真似ってそーゆーもんですよね。
10.【閉会式】
a.Cool Magic City
長い長いコントが終わって、やっと歌らしい歌が始まったのがクルマジ。大智から「立ち上がって」と指示が出たのでようやく重い腰を上げてコンサート気分になってくると、その一曲だけでMC突入。なに、これホンマにコンサート!?(笑)
曲の途中で濱ちゃんがコートのポケット(あれ?いつの間に着たんだろ)の中から薄荷キャンディーを取り出し、文一に渡す。それが一個じゃなくて、回を重ねる度に二個三個と増えてくのが、魔法のキャンディみたいで夢があります。途中から淳太も混じって遊びだし、この空間楽しそう!
18日一部では、最年少ギャルソンの長尾が蝶ネクタイを額に巻いた状態(サラリーマンの宴会芸)で歌ってました。だ、大丈夫かアンタ!?連日の公演でとうとう壊れ始めたのか、単にいちびり(関西弁)の本性が出てきたのか。しかし友達に言われて気づいたんですが、これ昨年冬の松竹でよくやってた湯浅弁護士の物真似だったんですね。千崎を始め、ユニ名に合わせて(?)ばっちりイロモノ路線を押さえていくOSSaN達は立派。
千秋楽では、歌の途中に出演ジュニアに薄荷キャンディ(実際は楽屋に山ほどあったのど飴)が配られる。それをジュニアが客席にばらまく、まるで棟上げ式のような光景でした。