関西ジャニーズJr. @大阪松竹座2007夏




7.【演出コーナー】
花道からTVカメラを担いだ伊藤と、撮影カメラを持った菊が出てきて、その後に続いた大智がインタビューを担当するという取材設定。「カメラ、伊藤!」「スチール、菊岡!」と呼び捨てで紹介する大智が素敵(笑)。またここは、すっかり目に馴染んだ総合司会スタイル(赤ジャケ白ズボンの紅白衣装にハリセン装備)の大智が、カメラの伊藤にむちゃぶりするコーナーでもありました。
確か初日は「なんかやってみて」程度の振りだっと思うんですが、そのときに「宇宙に初めて行った人」なんて意味不明のネタをやってしまったせいで、すっかりお約束になってしまったようで。しかし
22歳という年齢から考えると致命的に物事を知らない伊藤には、この荷は重すぎました。(結論) 二回目に見た12日では定番の猪木で「1,2,3,ダー!」、これはまあ良しとしましょう。しかし13日「松竹座に出るおばけ」って、何ソレ?そんなネタを振る大智も悪いが、それに対して両手の甲を胸の前で下げるなんてとてつもなく古典的で捻りのない対応しかできない伊藤。所詮それが昭和の感性か。次の15日のお題は松田優作でしたが、なんと伊藤は松田優作を知りませんでした(爆)。大智に「なんじゃ、こりゃあ!?」の振りを教えられるも間合いを計れず失敗。17歳の司会者に「もっと勉強してくださいね」と叱られる最年長22歳。18日一部はエイト丸山の物真似(自信なげなテキサスをやって、大智に「これで合ってる?」と確認を取る始末)、二部はアンパンマン(自分の頬を叩いて「パンパンパンパンアンパンマン!」と勢いだけのネタ)、三部は東国原知事(「宮崎!」と叫ぶだけ、挙げ句「知るわけないじゃないですか」と逆ギレ)。大智も自分でテキサスやってみて、それで「合ってる」と確認してたのが可愛かった。しかしマルがコンサートなどで散々やってるのに、一番近くで見てるはずの後輩には浸透してないようです。19日一部は翼のポスターの真似(右手を掲げて目元を隠す風のポーズ)で、この日は三部も見たはずですが記憶の片隅にも残ってません(爆)。23日二部は名前にちなんで伊東四朗の物真似を振られ、全く思いつかない伊藤は、「伊東家の食卓!」を繰り返すのみ(…)。三部は得意技だという「宇宙がビッグバンを起こす瞬間を体現」するも、それで終わろうとすると客席からブーイング。やはり千秋楽には特別なネタが要求されるようですが、伊藤にそんなものを求めること自体間違ってます。(断言) 予想に違わず、最終的にはタコの真似(園児の遊技的)で終わってました。
↑のように伊藤に注目が集まっている間に、実は好き勝手やってた菊岡。後半からは小道具のカメラをデジカメ(私物?)に持ち替え、始終ジュニア達を写してはその画像を確認して遊んでました。
そのデジカメの中には後に続く文一コスプレコーナーの一部始終が収まってるはずなので、ぜひプリントアウトして販売していただきたい。



a.控え室コント「Fight Man」
b.刑事コント

↑二つはセットリスト上では分かれてますが、ほぼa.の流れから途切れずb.に突入するため切り離して説明するのが難しいので一続きにまとめてます。
以下、私の入った回における
控え室コントもとい文一コスプレコーナーのレポ。

<8/6> 初日、本来の台本通りのパターン
BAD&OSSaNチームの控え室に取材に行くと、そこではさっき桐山が転けた事に対して揉め合い。「(リレーに負けたのは)お前のせいちゃうんか」「なんでやねん」と口論する中に大智達が入ってくると、途端にケンカを止めてニコニコ取材を受けるメンバー達。大智に「リレーで転んでましたよね?」と言われて、桐山「あれは演出です」と返答。「僕らスーパーアイドルですよ?アイドルっていうのは、どん底まで堕ちてはい上がる!」と主張するんですが、
現在活躍中の先輩でどん底まで堕ちたのは関ジャニ∞だけです。てか、アイドルってのはそんな落ち目の姿を見せない人達のことです。こんなとこでも後輩に間違った認識が植え付けられてる……!
「優勝目指して頑張ります♪」と振りを揃えてポーズを取るBAD&OSSaNに水を差すように、伊藤カメラマンが「バッテリー交換でーす」と中断。その間にまた険悪なムードになって、佐竹が桐山を突き飛ばし、喧嘩になりかけたところに再びカメラが回り始め、「優勝目指して頑張ります♪」のポーズ。両膝を交互に上げて上体を傾けて自分を指差す動きなんですが、
こんな簡単な振りが完璧には揃わないのがOSSaNクオリティー(笑)。そうやって喧嘩→カメラ→喧嘩→カメラの繰り返しで揉めているところに、上手通路を通って文一・龍規・龍太・薫太が乱入してきます。文「あれさっきリレーで転んだやつちゃうん」と桐山を指差し、桐山が泣き崩れたところに文一が近づいて「でも頑張ってたんちゃーう?」って言い方が、憎たらしくて可愛い(笑)。文一は慰めるためにハンカチを取り出しますが、それをステッキに変えてしまうマジック披露。続いて千崎が黒ステッキを赤に変え、淳太が手から花を取り出しと、マジックの応酬。それが終わるとドリボのノリで殴り合いが始まって、桐山が歌う「Fight Man」に合わせて乱闘。最初はあくまですばるリスペクトな桐山のためのコーナーかと思ったんですが、嬉々として拳を振るう文一を見て前言撤回。絶対文一の趣味、ボクシングを取り入れたいからだ……!(笑)
そこへケンカの通報を受けてやってきた濱田刑事with天野・中嶋(パトカー役)。正直、刑事設定のことなんてすっかり忘れてました。 濱田刑事が復活したことによって、世にも不条理で意味不明コント(?)がスタート。なぜか馬を連れた義経が出てきて、続いて弁慶が登場。義経は優馬で、弁慶はヒナコンで(私の中で)大好評だった山下颯です!うわー、半年ぶりにお帰りなさい!(笑) 
ここから先はちょっと筆舌に尽くしがたいものが……。濱田刑事の説明、
「乗っていたパトカーがヒヨコ(上村)に追い抜かれて、黒猫(丈一郎だったかと思います)がそれを追いかけ、弁慶が義経の馬の尻を突き、怒った義経がパトカーを真っ二つに切る。残った弁慶はタクシーに乗り込んで退場」、という流れに合わせて各自が動き、以後ここがアドリブポイントになるのは初日から予想が付きました。一部始終を眺めていた大智と桐山が、結局何をしたかったのかと尋ねると(誰もが疑問に思ったことです)、濱ちゃんは「俺もFight Manがやりたかった」と供述。大智と桐山が「勝手にやれば」(客席の総意)と言って捌けると、濱田刑事は「Fight Manかぁ……」と独白モードに入り、そこへ現れた千崎と夢の馬顔競演。なぜかボビーの物真似(上手い)をする千崎と語り合った末、「東京へ行って立派なFight Manになってくる」と立ち上がる濱田刑事。それを見送る千崎が薄荷キャンディを渡して、受け取った濱ちゃんは「思い出すなぁ……あの夏の日の、薄荷キャンディ」で次のコーナーへ。最初から最後まで意味不明のコーナーでした。

<8/12> この日が全ての始まり、文キティ登場
二回目の参戦にして、関ジュ松竹夏公演の命運を変える回に当たりました。初日と同じく松竹世界陸上コントでバドオッサン楽屋に取材が入ってるとき、文一達が通路から現れますが、最初軽いざわめきがどんどん大きくなっていって、笑い声と歓声、そして「可愛い」という声が混じり合う。この日、三階天井席より見ていた私は、双眼鏡で通路登場する文一を視界に収めようとしましたが、その後ろ姿のシルエットがオカシイ。
白くて丸くて耳がついて……これってキティちゃん!?と気づいたのは、文一がステージに上がってからでした。頭をすっぽり覆って顔の中だけ出てるキティちゃんマスクを被った文一に、桐山は倒れ込んで笑い転げて進行になりません(爆)。ご丁寧に手にも白のミトンをつけた文一が、その手で桐山の肩をポンポンと叩くのがまた可愛い。大智が笑いながらハリセンで叩くのも可愛いし、叩かれる文一もまた可愛い(盲目)。なにより、普通にこのキティ頭が文一に似合ってたのがすごいと思いました。色が白くて黒目がちだから、キティちゃんのイメージを損なわないんですよね(笑)。とにかくこの場の空気は全て文キティが支配してしまい、台詞を噛んでしまった桐山は、「全部こいつのせいです」と責任を押しつけるほど、その姿は衝撃的でした。「これが本来の俺自身の姿や」と主張する文一に、客席からは可愛い可愛いと声が上がり、「ぜんぜん可愛ない」と文句を言う桐山。しかし文一が「うっさい、お前よりキャーキャー言われとるわ」と反論するとぐうの音も出ない(笑)。確かに、この瞬間(限定)における文一への歓声はすごかった!そのままFight Manになだれ込み、間奏の「Fight!」でキティ頭のまま真剣な表情で振り返る文一に、場内は爆笑の渦に。文一と対峙した桐山がキティの被り物を取ろうとしますが、それを必死で守る文一がまた可愛かった。
濱田刑事が駆けつけると、長いすの後ろに隠れた文キティ。しかしすぐに見つけ出されて、
桐山に首根っこ掴まれて引きずり出される文一は、ホントにいたずらを叱られたネコのようでした(笑)。この後続く義経登場のくだりでは、ヒヨコは残留で黒猫はカット。なんで?キティと被るから?(違)

<8/13> 一日だけの謹慎日
前日のおふざけが過ぎて上の人に怒られたのか、この日の文一は被り物なしで普通に登場。なんとなく元気がないようにさえ思えて、かなりきつく叱られたのかと心配しました。(←全くの思い違いだったことは翌日には判明)
しかしもう普通にFight Manとかやられても、脳裏に刻み込まれた文キティの幻が消えるはずもなく(爆)。乱闘の最後ら辺で文一は千崎に馬乗りになられて殴られる流れなんですが、それを菊岡カメラマンが激写。べてらん仲間なんだから助けてやれよ!(笑) その後ベンチに座った
菊岡の膝の上に、千崎が左腕と顔を乗せてもたれかかる。ちょお待てやぁ!!何の権利があって千崎が菊様の膝枕を独占する!?(激怒) 菊岡も嫌がるふうでも困ったふうでもなくて、笑って楽しんでる感じなのが余計に悔しい。さらに調子に乗った千崎は、菊岡のカメラでツーショット撮影。ホンマどこのバカップルかと……(呆)。菊岡の隣に座ってた文一は、そんな二人を完全無視。

<8/15> 新たな方向性、タイガーマリーちゃん
この日、松竹座では闇に葬られたはずの黒歴史が復活しました!リピーター達の期待が高まる文一の通路登場、出てきたのは13日と同じく被り物系で
おしゃれキャットのマリーちゃん(@デズニー)、なのに上半身裸で下半身は黒タイツのみ着用、しかも詰め物入り。ぐあっ、2004年夏の松竹に参加された方で、しかもその中の数日間に当たった人の間でのみ伝説として語り継がれるデューク渋谷の再来か!!違っていたのは変態キャラのいじり方に慣れていない関ジュ達では、肝心の股間の詰め物に対して誰も触れてくれなかったことです。ここが大智と桐山(関ジュの横ヒナポジとして)の限界か。黒タイツには股間詰め物がお約束と植え付けられた文一の意識改革を望むより先に、おいしいネタは逃さない関西スピリッツをもっと養うべきだ!そんなタイガーマリーちゃん一行(注:扮装は先頭の一人だけです)が登場すると、キティちゃんの時は笑いと同時に「可愛い」の声も上がったのに、さすがに今回は純粋な笑い(&一部の引き)しか生み出しませんでした。もはやコスプレとか言う以前に「変態のオッサン」と言われてしまうタイガーマリーちゃん。「なに、それ」と問いかけた大智に、腰を落としたファイティングポーズを決めて「タイガーマリーちゃん!(低音)」と名乗る浜中文一19歳。関西ジュニアと言いつつ誰も彼も尊敬する先輩に光一や滝つの名を挙げる昨今、確実に彼だけはエイトの志を受け継いでます!おそらくタイガーマスクとかけてるんでしょうが、大智に「覆面レスラーやのに顔丸出しやん」と突っ込まれてしまう文一、もといタイガーマリーちゃん。被り物と言っても顔が隠れているわけではなく、一種の帽子(と言って良いのか?)のようなタイプの被り物なので、顔は思いっきり浜中文一なわけです。「レスラーなん?」という大智の質問に、いきなり床に転がって受け身を取るタイガーマリーちゃん。「アカン、だんだん江頭さんに見えてきた」と言う大智の表現はそう外れてもいない。(でも認めたくないファン心理) そんな姿で台本通り落ち込む桐山をからかいにいくと、ああ見えて常識人の桐山は普通に怯えて、近づいてくるタイガーマリーちゃんから膝立ちで逃げをうつ(笑)。しかしFight Manでは嫌でも絡まなければいけないので、諦めてください。
一方客席の目がタイガーマリーちゃんに集中している間、
もはやお約束のように菊岡に絡む千崎(怒)。今度は菊岡の膝の上に乗っかって、それからまた肩を寄せて写真タイム。左腕で菊を抱き込んでその先にカメラを持っての撮影。後輩から先輩へのセクハラって有りか!?
そして通報を受けて駆けつけた濱田刑事は、
タイガーマリーちゃんを一目見て「好みのタイプだ」と発言(爆)。「被害者はここにいる全員で、加害者はアイツ一人です」と訴える桐山に、「そうか……好みのタイプだから許す!」と横暴を通す濱田刑事。大智と桐山に「タイプだったらお持ち帰りしてください」と勧められると反応に困って言葉を濁すのが中途半端〜。こうなったら責任を持って引き取ってあげてください(笑)。

<8/18一部> 禁断のキャラ設定
この日あたりからカメラ伊藤が壊れ始める。バッテリーチェンジの際に「オー、マイゴッド!」と叫んだ伊藤(彼の知ってる数少ない英語と推測)を、「外国の血が混じっているから」と大智がフォロー。しかしその後も続く妙なテンションに付き合いきれないと思ったのか、「伊藤自身がバッテリーチェンジや」とバッサリ切り捨てる大智さん。よっ、男前!
文一の新キャラは、
ベージュのキャミにギャザースカート+レギンス(本当は黒タイツだと思うんですが)にデニム素材のバービーのカバンを斜めがけ。この格好自体は似合ってたし可愛いんですが、キャラがどうにも説明に困るような代物でした……。桐山に性別を聞かれて、文一が「俺は〜」と言い出したから「男ですか」と返されると、ちょっと考えた末に(この間に大智から「今、名前考えるんですか」とツッコミ)どうやら身内らしい女性名を名乗ります。それを聞いたジュニアは総崩れで笑い転げ、大智と桐山は「絶対怒られるわ」と戦々恐々。さらに暴走を続ける文一がその人の真似を始め、ますます笑い転げるジュニア達。薫太なんか立てなくなるくらい笑ってました。桐「アンタ、今に絶対怒られるで」文「昨日もちょっと言われたな」と言ってたので、やはり注意はされている様子。私、この回は大変な良席で見ていたので、大智が袖のスタッフさんに「大丈夫ですか」と伺う声まで聞こえ(返答までは聞こえませんでしたが)、やはり文一はとんでもない禁忌を犯したようです(大汗)。「ジュニア全員怒られる」と焦る大智と桐山に、「その時は俺が一人で怒られるわ。俺が勝手にやったんやから」と男前発言する文一。しかし大人の世界ってのはそんなものじゃないので、ジュニア全員の連帯責任は元より、MC仕切りの大智辺りは監督責任も問われると思います。なんてはた迷惑な先輩……。とりあえずは進行を続ける間に、桐山がしきりに文一のキャミの肩紐を下ろそうとしては、「やめろや」と拒まれてました。するとFightManでとうとう文一を押し倒した桐山は、馬乗りになってキャミを肩ひもから下ろす!そこに龍規他数名が加わって、よってたかって文一のスカートをまくりあげてました。……ん?これ初代ドリボかWSSの1シーン?
そこへ到着した濱田刑事、異常な状態で放り置かれた文一を見てどうするのかと思ったら、
事態を収拾するどころか「僕の列、どこですか?」と禁断のネタに乗ってきた!ようやく乗ってきてくれる相手を見つけた文一は嬉々として物真似を続け、パトカー役の天野にも「天野とこは、今日はおらんわ」と暴言を吐く。こうなったら大智も桐山も笑うしかなく、おそらく彼らはまとめて後で散々怒られたと思います。

<8/18二部> タイガーマリーちゃん再び
一部であまりにも怒られたのか、二部はリサイクルネタのタイガーマリーちゃん。ま、
文一の裸体がじっくり見れる良い機会なんで、こっちは大歓迎です。余談ですが、このマスクは顎のとこで紐で絞るようになっていて、紐の先についたピンクのハート型の飾りがとっても可愛い。下はもちろん江頭状態ですが、股間の詰め物はなくなってました、たぶん。(あれで詰め物してるならかなり可哀想)←おい!
相変わらず何を聞かれても「タイガーマリーちゃん!」で答える文一は、Fight Man後に出てきた濱田刑事との会話が成り立ちません。
濱「被害者は?」文「タイガーマリーちゃん!」濱「加害者は?」文「タイガーマリーちゃん!」濱「被害者も加害者も存在しないのか……」 おっと、濱田刑事は目の前の存在を完全無視するつもりですか。こないだは「好みのタイプ」と言ってたくせに!しかしそんなことではめげないタイガーマリーちゃんは、濱田刑事のパトカーを片手で止めたりと、いつもより長めの出演時間(笑)。義経弁慶が出てくる直前までステージ上に残ってました。

<8/18三部> My Firstギャングとの邂逅
16日の夜公演で登場した新キャラ・ギャングの破天荒ぶりは噂に聞いてましたが、この回それを実感しました。
頭にはピンクのバンダナを付け(バンダナと言っても布を巻いてるわけでなく、太めのヘアバンド)、薄ピンクのピチピチTシャツ(妹のものらしい)+黒タイツ姿に水色のペンケースみたいな入れ物を持ち、その中に隠した歯ブラシ(私物)を武器とするギャング。Fight Manでは歯ブラシを振りかざす文一に、桐山が乗ってくれて「やられた」って感じで倒れたりするのが、遊び感満載で可愛いったらありゃしない。
凶暴だという設定のギャングは武器の歯ブラシを濱田刑事に取り上げられて、
奪い返そうと飛びかかったものの飛距離が全く足りずに膝を強打。本気の負傷にその場にいたジュニアは笑い転げてました。(後の曲で文一が皆に膝を見せ回ってるなーと思ったら、湿布を貼ってあったらしい) 暴れまくって止まらないギャングに対し、大智が銃を取り出して発射(笑)。ちゃんと銃声音も用意してくれる松竹座スタッフさん、ナイス!撃たれたギャングに桐山が駆け寄り、大智は濱田刑事に現行犯逮捕。舞台上の平和を守ったはずの大智が逮捕され、めちゃくちゃにかき乱した文一が被害者扱いなのに誰も疑問を抱かないのか!(基本的に文一に優しい構成) 「ギャーング!」と泣き崩れた桐山を制して、倒れた文一を抱き上げる濱田刑事。「どうして泣いて〜♪」と掠れ声でレクイエムを歌いながら(5年前のANOTHERネタ)、若干重そうに持ってましたが、さすが普段農作業で鍛えてるだけあって、一度持ち上げるとそのままスタスタと袖へ捌けて行きました(笑)。濱ちゃん格好いい!

<8/19一部> 集団芸・全身タイツ隊
この回は
文一だけでなく、彼の後ろに続いて歩いてくる龍規・薫太・龍太も一緒に全身タイツ着用!もちろん股間を隠したりなんて野暮なことはせずに、本気でタイツ一枚で出てきた関西ノリに拍手喝采。各自色が違って、まずは文一は淡いオレンジでところどころ白い部分がまだらになった染め直し風。龍規と龍太が緑で、薫太が青。さっそく大智に「なんで兄弟で色揃えてるねん」と突っ込まれてました(笑)。全タイのサイズはまちまちのようで、文一のはけっこうピタピタ。大智に「乳首浮いてる」と言われて、前ファスナーを開けられてました。(さりげなく痴漢行為) 龍規と龍太のはサイズもお揃いなのか、龍規が縦にピチピチなのに、龍太はブカブカ。2メートル近い巨体を包み込めるとは、かなり伸縮性のある素材のようです。薫太のも縦は厳しそうでしたが、横が細いからまぁ大丈夫。しかし縦にも横にもごまかしがきかない衣装だけに、各自の大きさが赤裸々(この漢字がピッタリ)に晒されて、やっぱり龍規も薫太もでかい!そしてその二人の間に挟まれた龍太はずいぶん小さく見えて、なのにやっぱり文一よりは大きい(苦笑)。大智に何者かと尋ねられて、文一からメンバー紹介。まずは薫太、名前は「青くん」。もちろん大智に「そのままやないか」と突っ込まれましたが、デカくてふらふら歩く青くんは、顔だけ見てるとかなりの強面。じゃあ龍規と龍太は「緑くん」かと思ったら、二人合わせて「豆兄弟」でした(笑)。ここでキンキの豆マンを思い出した人は何人いるんだろう……。肝心の自分が名乗らない文一に大智が何度も聞き返すと、文「俺は、肌や」大「肌?」文「そうや、自分の中にも俺がおるねんで」……シュールな展開になってきました。てか、これも3年前にすばるがやった「純粋さん」ってキャラ(白の全タイ着用)を思い出す。こうして4人揃った全身タイツ隊、各自好き勝手な行動を取り始めます。肌くん(キャラ名)が大智に説明している間、デカイ図体でステージ真ん中へ移動する豆兄、ボーッと突っ立ってる青くん、後方セット上に座り込んで菊岡のデジカメをのぞき込む豆弟。その異様な風体でバックにとけ込もうとする豆弟は大智にハリセンで叩かれて、そこからいきなり奇怪な動きで飛び跳ねる!りゅ、龍太!?キミ確か龍太だよね?あのシャイボーイの龍太が、松竹座1008人の前で壊れたぁ〜!!
そして
全タイのまま始まるFight Man(笑)。「Fight!」の部分で振り返るとき、色とりどり(3色だけですが)の全タイが並んでいて、とっても色彩豊かでした。
濱田刑事が到着後、他3人は捌けたのに一人だけ居残る肌くん。無視しようとする刑事の視界に入ろうとずっとついて回り、そのうちなぜか桐山と親交を深める(笑)。
自由に動ける肌くんはパトカーを片手で止めたり、出てきたヒヨコを捕まえたり、なんでもやっちゃいます。彼がいる限り話が進まないので、義経の刀を借りた大智が肌くんを一刀両断。その場に倒れた肌に駆け寄った桐山が、「肌〜!!」と号泣。濱田刑事は大智を逮捕しようとしますが、大智「あれは僕の肌だから僕の中に返るんです」と説明。(口八丁手八丁の総合司会) 抱き起こす桐山に向かって肌くんは一言、「楽しかったぜ……」と言い残してガクリ。そらこんだけやったら楽しいだろうよ。倒れた肌くんをどう片付けるのか濱田刑事が途方に暮れていると、肌くんは膝を立てて尺取り虫のような動きで移動開始。自ら袖に捌けていってくれました。
これまでさほど興味を持って見てなかった義経の馬の足役(二人)ですが、後ろ足役は文一が「リアルやな」と触ると蹴ろうとしたり、前足は倒れた肌くんを見ようと若干前屈みになったりしてたので、けっこう遊び心がある子だなーと思いました。


<8/19三部> 定番人気のギャング再び
この回はなかなか通路メンバーが出てこなくて、まさかの出トチリかと心配しましたが、無事(?)ギャング登場。私にとっては二回目のギャングですが、前回以上にTシャツがピチピチ。そのことを大智に突っ込まれると、「乾燥機に入れたら縮んだ」との答え。
おかげで着るのに時間がかかって出遅れたらしい(爆)。この回では花を出すマジックを後ろ向きで行う淳太を全員でシカトし、「ちゃんと見とけ!」とキレる淳太に、「え?今なにしたん?」「その花、袖から持ってきたん?」とすっとぼける大智と桐山。そこから淳太VS他全員の展開に入ります。おお、新しい!しかしその中にちゃっかりギャングが混じってるのは、どう考えてもおかしいと思うんですが(笑)。
Fight Manが流れて、全員で淳太一人を攻撃するのかと思ったら、
なぜかギャングが前に出てきて振り指導を開始。曲に合わせてギャングが動きを付けると、その後を追う一同。さすがジュニアだけあって、皆すぐに振りを揃えるから見ていてとっても気持ちいい(笑)。桐山か大智が「ギャングズブートキャンプや」と言い出して、彼ら自身「今までで一番楽しいFightManやった」と満足してました(笑)。
なので濱田刑事が駆けつけても、被害者もいなければ加害者もいない。
皆でギャングを囲んで「彼は良いことをしてくれましたよ」と言い出す始末。一応武器の歯ブラシは出してましたが、床に落としたときにキャップが外れ、文一の私物なので慌てて拾ってました(笑)。文一が落とした歯ブラシを洗って今後も使うのか、非常に気になるところ。てか、歯ブラシくらいコント用に新しいの買えば?

<8/23一部>

入った子の話を聞くと、
上半身裸で赤のサスペンダーを交差させて下は黒スパッツだったそうです。(この日、大遅刻で前半に間に合わなかった……)

<8/23二部> タイガーマリーちゃん軍団来場
すっかり人気キャラクターになった
タイガーマリーちゃん&薫太のタイガーキティちゃん&室兄弟もとい豆兄弟が揃って登場。タイガー兄弟と豆兄弟、夢の競演(?)です。まー、薫太のキティちゃんの被り物が似合わないのなんのって!文一が似合いすぎてただけかもしれませんが、薫太のあのゴツめの顔立ちと首から下のムキムキっぷりに、キティちゃんの顔回りが激しく浮いてました。私は勝手に“薫太は背こそ伸びたけどまだヒョロヒョロのガリガリ”と思ってたので、脱いだときの逆三角形体型に胸板厚く腹筋が割れた姿にはかなりの衝撃を受けました。細身マッチョでいい男には違いないんだけど、もうこんなのBOYSどころかジュニアじゃなーい!(号泣) 大智にも「キティちゃん、めっちゃムキムキやん」と突っ込まれてました……。しかしタイガー兄弟(姉妹?)はさほど活躍せず、この場を席巻したのは間違いなく豆兄弟。龍規の奇怪な行動を一生懸命、でもちょっと恥ずかしそうに真似する龍太が激カワ!大智に何度もハリセンで叩かれる大活躍でした。そして19日以降お約束となったらしい淳太VS他のメンバー。「見とけやー!」とキレる淳太を見るのが好きなので(それってSなのかMなのか)、この方針は大歓迎です。ちなみに一部は昭和組VS平成組に分かれたらしい(笑)。
FightManでは
豆兄弟が先頭になってのブートキャンプ。さすがキャンプインしてるだけあって龍規の動きは本家に近く、それを横目で一生懸命真似する龍太がまた可愛くて、大智に「ツンデレ兄弟」と言われる仲の良さが窺われます。その間にこっそりセット後ろに回ったタイガーマリーちゃん。あそこに隠れて、時期が来たら再登場するのね!と思ってたら、いつのまにか捌けてました……!(卒倒)
義経の連れた馬は楽日にもなるとどんどん個性を出し始め、前足後ろ足揃えてスキップを踏んだりとお遊びモード。中身は前足が清水で後ろ足が吉田と紹介されてました。あ、これまで全然触れてませんけど、ヒヨコや弁慶もアドリブ頑張ってましたよ〜。弁慶は毎回タクシーに乗ろうとしては桐山に阻まれ、時には薙刀で応戦することも(笑)。颯の弁慶はそれだけで出オチ的なおいしさがあるのでずるい。
あと楽日は
濱田刑事登場の際、背中にジュニアの昔写真を引き伸ばした看板を付けるのがお約束になっていて、この回は長尾でした。一部では文一だったようで、MCの時に濱ちゃんは「ちくちくする〜」とセリフ入りのANOTHER時代の文一写真を持ってました。Fight Manを目指すくだりになると、前述の長尾の昔写真を持った濱ちゃんは、「俺、東京へ行ってでっかいファイトマンになってくる」と言うセリフを、「でっかい長尾になってくる」に変更。(ますますもって意味不明) 千崎に「体型が全然違う」と却下されて、「いっぱい食べるから!」と返す濱ちゃんが可愛い。千崎が差し出した薄荷キャンディを受け取った濱ちゃんは、「甘い物が好きだった長尾が好きな……あの夏の日の薄荷キャンディ」とアドリブ。てか、甘い物好きなら薄荷キャンディは苦手だと思うんですが(笑)。

<8/23三部> 噂のスティッチ、千秋楽ならではの三変化
20日に初めて登場して以来、可愛い可愛いと人の話ばかりを耳にして、一度は見たいと願っていたスティッチに、ようやく千秋楽で巡り会えました!しかも
スティッチの着ぐるみパジャマの下に肌くん、さらにギャングへと三段階の変化。スティッチは噂以上の可愛さでしたが、大智や桐山の関心はその後ろの豆兄弟ミニチュア版に集中。龍規の代わりに文一お気に入りの岡崎拓巳が豆タイツを着用し、龍太と二人で豆兄弟を名乗る。大智に「なんでこんなことしてるん?」と尋ねられて、「僕にもわかりません」と返す拓巳に、薫太が「そういう返し方があったか、上手いな〜」と感心してました。彼を連れてきたわりには放りっぱなしの文一は、大智に「なんや、その格好」と言われて、「いや、普段着っす」と返答。え、ホントにそれ普段着……?スティッチでご飯食べたり、部屋で寝っ転がったりしてるの……?ほわわ〜ん(広がる妄想)←誰か止めてください。そんな文一に、「ちっちゃい子前に出したら殴られへんと思ったんやろ、甘いわ」と大智からハリセンの洗礼。ちなみに通路登場組で一人だけ普通の格好の薫太は、それはそれで変な感じでした。(もう客の目もなにが普通でなにが異常か判断出来なくなってる) 私がスティッチの短い足を可愛いな〜と見惚れてると、大智が「その下に……」と振ってきて、肌くん登場。ああ〜、もっとスティッチを見ていたかったのに!しかし肌の下にもなにか着てるような感じで、大智が袖をめくろうとすると(いちいち行動がセクハラ的)、「やめて」と拒まれる。この場では、肌の下にはなにもない、と言うことで進行。
Fight Manは二部に引き続き龍太が活躍。兄貴がいなくても、やれば出来るじゃないか!
今年の夏、いろんなものを脱ぎ捨てたのは文一だけではなかったようです。そんな龍太を感慨深く見ていた私の視界(下手側前列)に、上手袖になにか黒くて大きい影が目に入り、もしや弟を見守る兄?と疑ってました。
このまま文一の出番は終わりかと思ったら、
濱田刑事の話の中でギャングが復活。良かった〜。この日のギャングは淡い水色のタンクトップを着ていて、前に見た薄ピンクのバービーTシャツではなくなってました。あれはもう洗濯を繰り返して着れなくなったのか、妹に本気で怒られたのかは不明ですが、今回の水色のタンクも色彩的にはレディースっぽいからまた妹のかも?
パトカーをヒヨコが追い抜いてのくだりで、そこへ猫が出てきたと濱田刑事談。猫が出てくるのは、私が見た中では初回以来で、その時はたぶん中には丈が入ってたと思うんですが、今回出てきたのは
天をつくような巨大な黒猫。そうか、あの袖から見えた黒くて大きい影はやはり龍規だったか!大智や桐山に「でかっ!」「足半分見えてるし!」と言われるとにかくデカイ龍規猫。か、かわいくない……。猫ヒロシのネタをパクって出てきた巨大猫はアドリブに強く、ヒヨコが「弁慶、好きやで」と告白をすると、「ありがとーう!」と応えたりと、なかなか侮れません。最後はヒヨコの代わりに義経の馬を引っ張って捌けましたが、このとき馬が捌けるのを嫌がって暴れます。こらっ、清水と吉田!(笑) 残ったギャングの始末に困った濱ちゃんは「義経に斬られて死んだ」と話を作ると、客席からブーイング。期待に応えてすぐに復活したギャングに、大智が秘密兵器があると言い出し、持っていたハリセンを肩に掲げて「ハリセンバズーカー!」と叫ぶと轟音が鳴り、遅れてそれに吹っ飛ばされるギャング。拳銃を出してきたときといい、音響スタッフさんとの連携バッチリの大智はさすが。それでも死なないギャングは一発芸を振られて、「しっこくしっこく」と大智がやったネタをパクる。もはやギャングの魔法にかかった客が笑うと、「なんで俺のときは微妙やったのに今笑うの」とお怒りの大智さん。そんなわけでダラダラ居座り続けたギャングは、結局弁慶の代わりにタクシーに乗って「世界一の歯ブラシ買いに行ってくる」と言い残して退場。どうも消化不良な感じで、前日の夜はじけすぎて楽日には燃え尽きてたっぽい感じ(そんなところもすばるっぽい)
ギャングが捌けた後、濱ちゃんがDOUTON辺りの桐山写真+その隅に小さく伊藤を載せてボードを取り出し、桐山が頭を抱える展開。ホントは伊藤のも引き伸ばしたかったけど、時間がなかったらしい。大智が捌ける前に翼の物真似をリクエストすると、桐山「えー、俺知らんで?」大智「俺も知らーん」という様子から、この回は翼がどっかで見てたんでしょうね。濱ちゃんは気にせず、「ダンスを教えてくれるときの翼くん」を実践し、それを見るだけで翼のダンスに対する実直な人柄がわかりました(惚)。千崎が出てくる頃には
桐山写真はすでに遺影として扱われており(爆)、「東京へ行ってでっかい照史になってくる」という濱ちゃんに、「俺も一緒に連れて行ってください」と言い出す千崎。これまでずっとボビーの物真似してた千崎でしたが、この回に限って素の声だったのが妙に男前に聞こえました。濱ちゃんが、「ダメだ、お前はここに残って中間淳太の世話をしろ」と突き放すと、「アイツはもう一人で生きていけます」と食い下がる千崎。彼らの中でBADって一体?(笑)



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