関西ジャニーズJr. @大阪松竹座2007夏




【OVERTURE】
ジャニコン定番のご大層な名目が付いてますが、端的に言うと「濱田崇裕滑り初め」コーナー。この後も何度となく訪れる濱ちゃん刑事の寒々しいコント(?)の序章です。
緞帳が下りた状態で流れ始めるOVERTURE、そのまま幕も上がらない舞台へ濱ちゃんが一人、
「ホー!ホー!」と高音で雄叫びを上げながら出てきます。この瞬間、松竹座1008人の観客は「やってもーた……!」と頭を抱えたはず。ハイテンションを表現するのにスキップと奇声しか思いつかなかったらしい、濱田崇裕18歳。だからキミはお笑い方面向いてないと、何年も前から口を酸っぱくして言い続けてるのに!
一瞬意識を遠くにとばしそうになった客席へ、更に追い打ちをかけんとばかりに、
「松竹南署の刑事、濱田崇裕です」と自己紹介。え、いきなり設定付き?まだ幕も上がってないうちから?と、混乱を極めた観客を置いてきぼりに、次に出てきたのは事務所期待のホープ中山優馬。舞台端でしゃがんで泣き真似、そこへ濱田刑事が近づいて事情を聞くと、「お兄ちゃんと一緒に松竹世界陸上を見に来たら迷子になった」との返答。余談ながらこのとき優馬が着てたベージュ地にトランプとかの柄が縫い取りしてあるボロコートは、2003年夏DOUTON BOYSのショータイムAパターンで、当時の関西BOYS(…)が着てたものですね。濱ちゃんも懐かしかろう。その濱ちゃんは刑事らしさを出すためか、真夏にヨレヨレのトレンチコート着用の暑苦しさで、劇場内の効き過ぎた冷房を視覚で緩和してくれるつもりですか。
全ての状況に目をつぶって話が進むのを大人しく待っていると、「お兄ちゃんを探しに松竹世界陸上に行こう」という展開。「松竹世界陸上のOPは関西ジャニーズJr.がやってる」と無茶な設定も付け足して、濱田刑事がパトカーを呼ぶと、現れたのは
車側面の絵を描いた板張り(小学校お遊戯会レベルの大道具)を持った天野と中嶋。しかも車の上にはTAXIのランプがついてたわかりやすいボケに、優馬から「おっちゃん、これパトカーちゃうよ。タクシーやで」とツッコミ初級編。しかし相手が濱ちゃんだと優馬自身も大ケガをするので、事務所も考えて組ませた方がいいと思います。車の中で上滑りしっぱなしの掛け合いをしつつ、コートを脱いで衣装に着替える濱ちゃんと優馬。そんな狭いトコでムリに脱ぎ着せんでも、左右に控えた天野と中嶋もやりにくそうでしたよ。
さすがに客席の冷たい視線に気づいていたのか、
千秋楽では「もう滑らなくてもええねんな」と一息ついた濱田刑事。確かにアナタ、私が見た12公演全てにおいて滑りまくってましたが、マルの後継者を目指すならあながち間違ってもいません。


1.ロマンティック
長い長い前振りの末にようやく始まったコンサート。もう最初のグダグダコントを見た時点でこっちは疲れ切ってるので、いきなり乗れと言われても無理な話です。えーっと、今まで聞いたことないこれは関ジュオリ曲?「ギラギラ眩しくて♪」と歌ってるので、きっと「ギラギラ」とかそのままのタイトルと予想したら、なんともイメージに合わない曲名。確かに最後に申し訳程度に「キミのロマンティック♪」と歌ってはいますけどね。いろんな子が交代で歌ってるのに、なぜか桐山がマイク持ってるイメージしかないのは、きっと暑苦しい歌詞のせい。もはや桐山=ギラギラと頭の中にインプットされてしまったのに、今更ロマンティックとかそんな淳太や菊岡が歌いそうな曲名付けられても……。(どんなイメージだ) さすがOP曲だけあって、所狭しと総勢70余名(淳太がMCで73人とか言ってたかと。←ホントはこれに+ツアー組10人ですから!)の関西ジュニアが松竹の狭い板の上に乗っているので、劇場側も床が抜けないか心配だったと思います。あんま暴れないでね……!(松竹座支配人の心の声) そんなわけで初日見終わった後で覚えていたのは、黒ベストにピンクの折り返しのべてらん衣装が可愛かったことのみ。下半身には巻きスカートみたいに腰布巻いてて、やっぱ文一にはピンクが似合う!と実感した一着。
二回目の12日はもう少し肩の力を抜いて見れましたが、三階天井席からの観察(鑑賞ですらない)だったので、全体を把握するなんてとんでもない。双眼鏡でピンポイント的に文一周辺を見てました。立ち位置がユニ別に分かれてるのか、レンズ内に入ってくるのはべてらんばかりで、バドボと絡んでる様子はなく……って、当たり前だ!
BOYSとOSSaN、桟敷登場してるやないですか!どうりで見ないと思ったら、そんなとこで営業活動をしてたんですね(笑)。しかも計8人が4カ所から出てくるから、桟敷1カ所につき二人ずつの大盤振る舞い。人数に限りのあるエイトじゃ出来ない技です。
13日も同様の天井席からでしたが、文一と菊岡が向かい合ってじゃれてるのが可愛い〜。この頃くらいから、
サビの「恋してるかい♪」を客が歌って、その掛け合いで関ジュが「もちろん君に♪」と歌うように桐山から指示が入り始めたような。なんせリピーター多数の客だけに、言い続ければ間違いなく浸透します。
15日は初の一階席で、双眼鏡を外して鑑賞。曲中なにか龍規に話しかけてるっぽい文一が、
うんと首を上に向けてる構図がツボ直撃。しかし人波の向こうに隠れがちな文一を見るには、実は三階席の方がいいかも……と内心舌打ちしたり。(理想は二階最前で、今回二度入りましたが、めっちゃ見やすい!)
18日は人生初の最前(帝劇ではあるけど松竹座では初体験)で入ったんですが、このとき
初めてBADの二人が通路に出てくることを知りました。(遅っ!) それまでずっと文一ばっか見てたから……。
19日の文一はひたすらべてらん(主に伊藤)と遊んでいて、菊岡と向かい合って笑ったり、伊藤と二人だけにしかわからない小ネタやったり、龍規を見上げて何か耳打ちしたりと楽しそう。
23日も文一は伊藤と遊んでましたが、この時大抵下手端で伊藤と遊んでる文一は、例のサビの振りで
ずっとお互いを指差し合って歌ってました。そう、恋してるのキミタチ……(呆)。


2.情熱のRainbow
ロマンティックから引き続き流れ始めたので、これも関ジュオリ曲かと思ったらV6曲だったんですね、失礼しました〜。印象としては文一がやたら伊藤と遊んでた曲、につきます。初日のことはほとんど覚えてないんですが(その後のコントが衝撃的すぎて……)、12日に見に行った時は、文一は伊藤と振りを合わせてとび跳ねてるのが可愛かった〜。腰に巻いた布を引きずる感じが、それが返って小さい子みたいで微笑ましい。(実際は19歳と22歳の古株ですが)
13日はやっぱり文一は伊藤と向かい合って、糸巻き巻きみたいに手をグルグルさせて遊んでました。ステージ真ん中くらいの位置でべてらん4人が並んでるんですが、同じく菊岡と龍規も向かい合ってじゃれ合ってる様子。天井席から双眼鏡で覗いていたから文一の方ばかり集中して見てたんですが、一緒に見てた友達に教えてもらったところ、龍規が笑いながら菊岡の頭を叩いてたそうです。
18日の文一はキス魔と化し、一部では濱ちゃん、二部は伊藤にキスをしかけて避けられて、
三部ではとうとう伊藤の頬にキッス!された伊藤はもんどりうって倒れてたので、これが日常茶飯事ではないと信じたいところ(苦笑)。長年ジュニアやってるとスキンシップの取り方がおかしくなってくるもんですが、案の定文一もその病に冒されているようです……。
19日は文一の周りを伊藤がグルグル回って、昆虫の求愛ダンス的動き。周囲には他にいっぱい出演者がいるのに、最年長が邪魔な動きで迷惑をかけてどうする。途中、べてらん4人が前に出て一列に並んで踊るんですが、伊藤がエスコートするように文一に向けて手を伸ばし、それに誘われて出てくる風の動きがステキ。
頭の中で勝手に「Shall we dance?」とアフレコしてました。(←アホ) いつだったか、文一がやたら伊藤の肩を組んで、頭をくしゃっと撫でたりしてるのも可愛かった。文一は自分より大きな相手の頭を撫でたりするのが好きみたいで、別のとこで薫太の頭を撫でてるのも見ましたが、さすがに龍規の頭には届かない様子(笑)。
23日は文一がやたら岡崎拓巳(サヤエンドウ前に千崎に尊敬する先輩を聞かれるチビッコ)を構いたがり、二部か三部の情熱のレインボーでも後ろを向いて話しかけ、
危うくべてらん4人が前で踊るとこに出遅れるかと思いました(爆)。おーい、そこキミの(数少ない)見せ場!
この曲の最後に銀テープが降ってくるんですが、千秋楽ではそれが赤に変わってました。



3.【グループメドレー】
a.Love or Guilty(BOYS)
前曲からなし崩し的に始まるグループメドレーの一曲目、雰囲気一転とばかりにステージ後方からものすごい勢いで風を吹かせて、舞台上に散らばるゴミ(銀or赤テープ)を飛ばします。なので最前の客はモロその吹き飛ばされたテープやホコリが顔にかかる羽目に。(体験談) ちょ、客なめとんかー!(激昂)
花道から出てきたBOYS4人はやたらくっついて歌ってるのが可愛いんですが、その後ステージに移ってバックの子達が出てくると、途端に
私の視線は一番上手端にいる小松に切り替わってしまうようになりました。どこまでメインを追えない体質なんだろう(苦笑)。

b.Theme of OSSaN(OSSaN)
グルーメドレー二曲目は結成2年目に突入したOSSaN。セリ上で「オッサンー、イエー!」とか言ってるんですが、キミタチの真ん中に立ってる子は誰だ!?もしや「a」担当の追加人員?とか言ってたら、ホントにイニシャル「a」のアダチくん(パンフに載ってませんが、後の一芸コーナーでバスケットボールを回すときに名前を呼ばれてました)だったらしく、本気でメンバー増員の可能性があるんでしょうか。(まさか、とは言えない恐ろしき世界)

c.Thunder bird(べてらん+天野組)
非公式集団なのに、一応グループメドレーに入れてもらえたべてらん勢。しかし馬鹿の一つ覚え的サンダーバードの、しかも超短縮版とあっては素直に喜べるものではありませんが、歌わせてもらえるだけ有難いと初心に返ります。衣装が裾広がりのジャケットで、ワンピースみたいにふわっと広がってるのが可愛いのに、龍規一人膝上でデザイン違いに見えました(笑)。やはり彼の身丈に合った衣装を作ってもらうには買い取りしかない?最初前を開いたまま着てるんですが、文菊は左襟にマジックテープがついてて、龍規は右襟についてます。たぶんそれを締めたら詰め襟っぽくなる衣装なんだと思うんですが、伊藤だけそれがどっち側にもついてない。一人だけ違う衣装をあてがわれた?(天野達のは未確認) その衣装を次のマグネのバックに付くときに開襟のまま前だけ合わせるんですが、文菊伊は左前で龍規は右前。あれ?それじゃ龍規だけ女物になるんじゃ?伊藤のマジックテープの有無といい、謎が多い衣装です。
横長のセリ上で一列に並んで歌うべてらん+天野組、セリ下のサイドでは真鳥・吉田シンメが踊ってましたが、後半からはそのセリ前に新人達がぞろりと並ばされてました。徐々に慣れてきたから出番が増えたのか、
べてらん達じゃもひとつ若さに欠けるから追加投入されたのかは謎。

d.MISS YOU TONIGHT(TOP Kids)
城ホでお披露目済みの新生トプキズは、バッケスじゃなくて流星(…)。秘蔵っ子の優馬をセンターに、実力派神山と天然流星で脇を固めた体制はある意味バランス取れてるのかも。一方バッケスの方は楠本・颯・重岡・悟空との5人括りで、そのバックに。だから大人って……!
セリに乗ったままのべてらん達は後方でなんとなく体を動かしてるんですが、後半になると徐々に遊び出します。文一と伊藤で向かい合ってじゃんけんしたり、変顔でにらみ合ったり、自由気まま。19日は伊藤がDJ風に回してる小芝居をして、それに合わせる
文一のDJノリがあまりにへたくそでビックリしました(笑)。別に伊藤がうまいってわけでもないんですが。この夏、伊藤があんなにノリが良い人だと初めて知りました。(単に文一に引きずられただけかもしれないけど)

e.Magnetic(BAD)
まだまだ若いモンには負けへんで!とチビッコを蹴散らす勢いで出てきた桐山(←でもなめられてる笑)と、キラキラとギラギラ紙一重のオーラを放つ淳太。いろんな意味でやっぱりBADは濃い。彼らの後ろ(ときどき真ん中)で踊る文一というのはかなり私的ツボなんですが、この曲ではべてらんは淳太陣営、桐山には上手から出てきたOSSaNがバックにつきます。そんな中、文一はいろんな人と顔を見合わせて笑わせようキャンペーン実施中。出だしで淳太を笑わせて、次に真鳥、そして桐山……と、あと余裕があれば千崎も。さすがに佐竹や長尾にそれをしてしまうと、笑ってしまって踊れなくなるから遠慮したんでしょうね。
曲の途中でタイミングを測るのに、下ろした手の先でリズムを取る文一が可愛かった。隣で龍規も同じようにしてましたが、腕の長さが違うので微妙にリズムもずれてる感じ(苦笑)。


f.Venus(ムエタイ向井ブラザーズ)
すっかり大所帯になった関ジュ達が、端から端まで所狭しと並ぶショータイム。ムエタイ兄弟が歌うタイ語ver.から途中で日本語へシフトして、滝つのグローバル戦略がこんなところで活かされてました!これ確か新中堅メンバーがいたから、選手入場で文一が出てくるまでは、小松を見てたはず。基本体が斜めになってる彼には、この振りピッタリでした。

【選手入場】
Venusに乗ったままユニット組紹介。最初に花道から小走りで出てきたBOYSはオレンジジャージに白ハチマキが爽やかテイスト。初日ではこの時BOYSでバック転して、薫太がやっぱり体勢崩してたような?だから無理しなくていいって!(汗) TOP Kidsは神山が代表で挨拶、声変わりを終えたハスキーボイスがより偉そうに響いてステキです。BADは70年代アイドルオーラ全開の淳太が、「皆のハートをねらい打ち☆」と決め台詞。←この時点で昭和テイスト丸出し。後半はBOYS発信で各ユニ「1,2,3,ダー!」をやってましたが、一番ハマってたのは神山でした。
ユニ組の紹介が一通り終わると無所属組(新人含む)がぞろぞろ出てきて、BADBOYSOSSaNTOP KidsLittle Gangs関西ジャニーズJr.(べてらん)の6チームが勢揃い。べてらんチームは黒地に白い縁取りのモノトーン配色で、これ着てるときの文一が、ほんのり胸があるように膨らんでるのが気になって仕方ありませんでした。胸筋があるのはわかるんですが、たぶん衣装デザインの問題もあるのかと。Vネックが引きつれた感じの縫製だから、着るとぷくんと浮いてる部分があるんだと思います。文一ソロ写真セットをお買い求めの方は、ぜひご確認を。このとき、文一と伊藤はハチマキを巻いて出てきたのに、龍規と菊は最初は巻いてなくて、後で競技(?)の時になって巻いてました。伊藤の前髪がぱっくり二つに分かれて額がちょうど三角になっていたので、まるで幽霊のつけてる三角巾の体(笑)。文一のハチマキは出てきた時から汗でびしょびしょで額に貼り付いていて、同行友に「文ちゃん何を貼ってるの?」と聞かれました(爆)。ホントに冷えピタでも貼ってるのかと思うくらい、額が透けて見えるほど濡れてました……。後のDANCEコーナーで、それをおもしろがった薫太にぺたぺた触られてるのが可愛かった。(冷静に考えると人の汗まみれの布を触ってたわけですが)


4.ファンファーレSE
花道から見るからにイロモノ風の赤いジャケットを着た大智が登場。初日は「みなさん元気でーすか?」「(同じテンポで)サンタモーニカ?」と客席を煽ったものの、反応薄く早くも一滑り。即座に反省したのか、二回目見に行った時には言ってませんでした。後半は「しっこくしっこく」とゆーネタが定番になったらしく(元ネタ知らないんですが、ガキ使SPで出てきたキャラらしい?)、「皆わからんやろー」と言いながらも振られたらちゃんとやる大智は、間違いなく関西芸人ジュニアの地位を確立した功労者の一人です!
ここで「これからコントが始まるから」と座らせてくれる親切な大智。ありがとう、夏の松竹は半分座る習慣がついてたから助かります。でもこれ
コンサートなのに始まって15分かそこらで早くも着席って!地元で世界的イベントが行われるから便乗したのは良いけど、世界陸上という設定ほとんど活かされてません(笑)。むしろこれが噂の音楽運動会ってやつ?(←東ジュが聞いたら怒りますよ)
「総合司会の中田大智です」との自己紹介に、「よっ、男前!」「かっこいい!」とヤジを飛ばす桐山と濱ちゃん。
この絡みが毎回うまくいってない感じなのが初々しいと言うべきか(苦笑)。それでも後半になると少しは慣れてきたのか、桐山が「よっ、犬顔!」と新たな褒め言葉(?)を使い始め、大智は失笑で返答。濱ちゃんは馬顔と言い返されることを恐れてか、さほど印象的な言葉遣いは出てきませんでした。

【選手宣誓】
代表としてセリ上に上がって挨拶するのは、とにかくいつでもどこでも一人売り出し体制な中山優馬。決め台詞は「皆のハートをねらい打ち☆」ですが、二回目に見た時(12日)、伊藤がこっそり自分の胸を押さえてました。そんな地味なリアクション誰も気づかんで!……と思ったら菊岡が振り返ってなにか伊藤に話しかけて笑ってました。それに龍規も気づいた感じで和やかムードなのに、文一だけ知らん顔で前向いて立ってました。するとそんな文一に大智が気をつかったのか、「関西ジャニーズJr.全然盛り上がってないやん」と話を振ってくれます。いや、文一以外の3人は楽しそうですよ?なのに「先頭の人、全然笑ってない」とピンポイントで絡む大智、でも文一はやっぱり知らん顔(笑)。
15日も伊藤はまたこっそり胸を押さえてました。その後すぐに菊岡にちょっかいをかけて、振り返った菊岡が笑いながらなにか喋ってました。年長さん二人の空気はほのぼのしてて和みます。そしてやはり文一が気になる大智は、「文ちゃんを笑わせろ」と桐山をけしかける。体をちょっと前に出して文一の方を見ながら「文一くん」「文ちゃん」と呼びかける桐山は、
近所の野良猫にエサをやろうとしてる好青年に見えました(笑)。
19日一部で文一が自分のポケットをごそごそ探り出し、中から結んだままのハチマキを取り出して、「こんなん出てきた」って感じで後ろの龍規を振り返って渡してました。こんなとき浮き彫りになる、相変わらずの身長差に萌え。このとき文一はハチマキを首に巻いてたのに龍規は持ってなかったから、間違えて龍規のハチマキを持ってきたのかと推測。ハチマキを受け取った龍規が、
なんでもない顔で文一と同じように首に巻いたのがまたツボ!この回はしょっちゅう文一が龍規の方を振り返って話しかけていて、ものすごい急な角度で上を向いた文一の後ろ頭を双眼鏡で追っかけてました。そんな文一を見とがめた大智に、「端の黒い(服着た)人、何やってるん」と注意される。(総合司会さん、ご苦労様です) どうやら文一は龍規に変顔をして笑わせていてらしく、「今の顔、前に向けてやって」と言われて、恥ずかしいと嫌がりながらも客席に向けて変顔を披露。裸に黒タイツは平気なくせに(後のコーナーでご説明します)、客に変顔をするのは恥ずかしい文一の感覚が謎。
千秋楽でも優馬の「君のハートをねらい打ち☆」で胸を押さえる伊藤の、最後の最後まで大したアドリブもなくお約束を守り続ける律儀さにある意味感心しました(笑)。大智が桐山に誰かを笑わせろって振り(これまでほとんど文一に向けて)は、23日は二部三部共に神山がターゲット。クールな表情を装った神山ですが、中身はまだ中学生だけあって、桐山の些細な言動で笑ってしまい、振り部分に行くまでに「でも彼、笑ってますよ」と指摘される(笑)。その度に大智が「笑ってへんよな?」と確認し、首と手を両方振って否定する神ちゃん。(←この呼び方してみたかった)



5.【ヒットメドレー】
a.喜びの歌

ここから第一種目のリレーがスタートし、淳太・薫太他数名(たぶんバドボオッサンのメインどころなのにほとんど覚えてない)が花道をダッシュで走り出す。その間空いた(?)ステージ上では、桐山・神山・伊藤・大田・バッケス・ムエタイ弟の6人で歌を披露。なんか伊藤がべてらん以外と組む姿って、めちゃくちゃ新鮮……!そのせいか妙に格好良く見えてしまって、思いがけない感情にドギマギしました(笑)。歌の途中で神山とバッケスが並んで座る部分があり、23日三部でバッケスが神山にチューするような感じで顔を近づけると、ビックリして神山は後ろに引いてしまう。その後笑ってバッケスの頭を叩いてました。この二人、こんな遊びをするような仲だったんだ!と驚いて相方(この夏、神山にハマった)に報告すると、「そこ毎回神山とバッケスなんかして遊んでたよ」とのこと。ううむ、千秋楽になってやっと気づくなんて不覚。返す返す初期トプキズが惜しい……。

b.Love so sweet
文一・龍太・千崎・真鳥・楠本・流星というおよそ共通項を見いだせない6人。歌い出しの「ウォウォウォ」が文一なんですが、声ひっく!と毎回突っ込んでしまいたくなる違和感(笑)。その後を歌い継ぐ千崎が上手いから、余計にその落差が激しい……。曲途中で文一が客に背を向けて歌ってる千崎と向かい合うとこがあって、このときの文一の背中の張り具合からして絶対変顔でもして千崎を笑わせようとしてるに違いない!と思ってたんですが、ほぼ真横に近い位置で見たときに確認出来ました。やっぱり変顔してましたよ!それをなるべく見ないようにして笑わずに耐えきった千崎は偉い!(後日千崎が雑誌で暴露してました)

c.ズッコケ男道
エイト曲の中でも一二を争うくらい文一が楽しそうに踊る曲なので私もお気に入りですが、サビの両手を広げるとこで文一は人差し指と中指を揃えた、いわゆる松岡ピースを取り入れたオリジナル振り付け。更にその指を開いたりくっつけたりの蟹挟みアレンジ。更に更に「ブンブン♪」の振りの時、親指で自分を指差すのがかーわいいー!一応メインで歌ってるのは菊岡・龍規・濱ちゃん他3人ですが、回転セリで回されながらも踊り続ける文一が愛おしい。ちなみに菊様がほっそい腕突きだして、若干腰が引け気味に踊るズッコケも大好きです。でも「這いつくばってこーぜ♪」で床にゴロゴロ転がるお姿は見たくない〜。

d.星をめざして
リレーの途中で転んだ桐山が、一度死んで〜♪の歌詞に合わせて立ち上がる。ちょ、この曲そんなおちゃらけで使っていいんですか?NewSファン敵に回すで?(笑) そしてこの曲をメインで歌うのは、花道からスモーク炊きながらセリ上がってきた大智。お前ら二人で先輩愚弄する下克上か!天晴れ!
他にズッコケメインメンバーも一緒にマイク持ちで歌ってましたが(文一は一旦捌けてました)、
サビの手振りを二回目からしかやらない菊岡(笑)。毎回気になってみてましたが、とうとう千秋楽のその日まで省エネモードを持続。龍規や濱ちゃん達他の子はもちろん最初っからちゃんとやってました。こういうとこでの省エネが、後々の汗の量に影響してくるんでしょうか。

e.BRAND NEW SONG
優馬と淳太、新旧王道アイドル路線を代表する人選が印象的すぎて他の子を覚えてないんですが、薫太とか長尾とか比較的若い子が並んでたような……?
曲終わりでリレーのゴール、演出上桐山がビリになるんですが、中盤辺りから「でもそんなの関係ねぇ!」と小島よしおのネタ(小学生に人気らしい。桐山の精神年齢が窺えます)をパクるのがお約束に。楽日では「さあ皆さんご一緒に」と客席にも呼びかけ、「でもそんなの関係ねぇ!」と唱和。

6.【DANCEナンバー】
「第二種目DANCEバトル」とのかけ声でスタートするも、途中から縄跳びに空手、バスケットボール回しから物真似まで盛り込んだ「特技披露コーナー」にチェンジ。種目もなにもあったもんじゃありません、授業で言うなら「自習」の時間です。ステージのあちこちでいろんなことやってるので、全部を収めるには目が108個くらい必要です。残念ながら矯正しても1.0程度の目が二つしかない私の狭い視界では、ほんの一部しか追えませんでした。
一応ポイント別に覚えてること、印象に残ったことなど。
<きまぐれダンス対決>
文一は薫太とコンビでダンス対決に参加。薫太が立ち上がったまま踊って、文一がその足元で腰を落として踊るフォーメーション、この二人で組むときは大抵このパターンですね。ところが文一は中盤になると時々踊らないことがあり、疲れてるとかさぼってるとかじゃなく、なんとなくノリでパス、みたいな感じ。さすがに最終日の23日は、二部三部共踊ってました。
<文一と薫太>
自分たちのダンス後、楠本の出番前に薫太と文一が並んで両手を上げてクネクネする動きをしてるのが可愛い。たぶん薫太の遊びに文一が付き合ってあげてるみたいな感じで、
気が乗らない風の文一を強引に肩を抱いて引き寄せて巻き込んでしまう薫太が、男前なのか子供の強さなのか判別しがたいところ。調子に乗った薫太が上着をはだけさせると文一が着せ直し、逆に薫太が突っ立ってると文一が寄っていってジャージの前ファスナーを下ろす不思議なコンビ。二人が並ぶと、龍規とほどではないけど、文一の小ささが際だって、やたら可愛く見えました。
<+竜田くん>
↑の二人によく絡んできた(正確には絡まれてた?)のが、アクロの得意な新人チビッコ竜田くん。正直アクロ技術そのものは同じく新人チビッコの福原くんの方が上手いと思うんですが、彼の場合キャラで得してる?その竜田くんが連続バック転を決めた後、薫太が高ーい位置で両手を挙げてハイタッチを誘うんですが、12日はあまりの高さに諦めて隣の文一とだけハイタッチ(微笑)。翌13日は頑張ってジャンプして、薫太の片手にだけタッチしてました。チビッコなのにジャンプ力すげー!なのに15日は
ジャンプした竜田くんに合わせて薫太も一緒に飛んだから、届かず終い。薫太のいじわる〜。この辺でちょっと私がよそ見をしてる間に文一が床に崩れてて、一人でジャンプでもして失敗したのか、竜田くん絡みで転けたのか気になるところ。とりあえず薫太も文一も大笑いしてたので、楽しい出来事だったみたいです。千秋楽でアクロを決めた竜田くんとのハイタッチ、いじわるをやめた薫太はうんと腰を屈ませて高さを合わせてあげてました。文一はそんな努力をしなくても高さが合うから大丈夫(笑)。
<室兄弟>

上手で「小さくて可愛い兄弟」と松家兄弟が紹介され、対抗馬に下手で「大きくて可愛い兄弟」と紹介される室兄弟。18日一部で龍規が龍太に抱きつくようになり、それを嫌がって逃げまくる龍太との攻防戦。二部では
龍太は自分の代わりに文一を差し出そうとして(人身御供)、なのに受け取らなかった龍規に内心ちょっとイラっときました(笑)。結局その回は下手袖に捌けた龍規が猛ダッシュで駆けてきて抱きつこうとし、間一髪でかわす龍太。三部は嫌がる龍太を半ば掠うような強引さで肩車をする龍規。兄弟って一体……。
<文一と龍太>
むしろこっちの方が仲良し兄弟っぽい文一と龍太。
前でいろんなジュニアが一芸やなにかをやってるのを、肩を組んだり体を寄せ合ったりしながら見てるのが可愛いったらありゃしない。それに薫太もくっついてくると、仲良し兄弟と大型犬の散歩的光景。
<上手の方の人達>
このコーナーでは
いっそ清々しい上手には目がいかなかったんですが(だって下手に文一・薫太・龍太・龍規と揃ってたから……)、ごくたまにそっちの方向にを見たときは、天野が空手の板割りをやって、中嶋が縄跳びで跳んで、神山がブレイクダンスを決めてました。ジュニア皆が「神ちゃん、神ちゃん♪」って声を上げて盛り上げるのが、すでに支配体制を整えつつあるような気がして恐ろしい。誰かバスケットボールを回す子がいて、それに対抗して下手ではアダチくん(例のOSSaNの真ん中にいた子)が挑戦。最後には龍太も出てきてリフティング……って、しまった、また下手の子の話に(笑)。初日はカラスの物真似くん(山本男とゆー本名より通りが良い)とか出てたと思いますが、途中からはもっといろんな物真似出来る子が順に出てたような?あと上手じゃないけど、センターで棒を浮かせるマジックをやる大智、ラジカセを消す濱ちゃんなど。


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