A n o t h e r ' s
ANOTHER
Summer Special 2006
後半約1時間20分(MCの長さによって変化)は、ほとんどがキッツイ芝居部分です。覚悟の上、ご覧下さい。配役はわざわざ書くほどのことはありませんが、一応以下の通り。(パンフ参照)
イブキ・ケン 錦戸亮 オダ・ソウスケ 安田章大
シマ・リンタロウ 渋谷すばる ミナミ・トクマ 村上信五
コウダ・シュンジ 大倉忠義 コウムラ・ゴウ 横山裕
ニジョウ・コレキヨ 丸山隆平
ユウキ(シュンジの弟) 楠本幸登・神山智洋・バッケス健人・藤原丈一郎
島の戦士 中間・桐山・濱田・中田・室(龍太)・浜中・佐竹・天野・千崎
島の住人 山崎・林・長尾・室(龍規)・菊岡・安達・浅田・浅田・青木他24名
2.嵐
☆ハリボテの船セットの上で嵐に遭う7人+ユウキ。5日1部は上村、8日1部はバッケス、13日1部は楠本でした。……あれ?配役表に上村はいないのに、なんで?後から出てきた時も確認したけど、やっぱり5日1部は上村でした。(丈一郎は他の役に付いてたので、上村が繰り上げ配役になったっぽい) ちなみにこの時のハリボテ船セットにはそこはかとなく見覚えがあるので、前作ANOTHERの時に使ってたセットかなぁ?あの時は他ジュニアが波役として白のヒラヒラマントを羽織って踊ってたんですが、今回はそんな演出もなくただ7人が騒ぐのみ。そうこうしてる間にユウキは波にさらわれ、次の場面に。
★19日1部で神山に当たり、これで全員制覇しました!神山はとっても聞き取りやすい声で喋ってくれるんですが、いかんせん棒読み(苦笑)。22日3部は楠本で、こっちはすんごい滑舌悪いんですが、可愛いので許します。
3.漂着〜それぞれの事情
☆セット入れ替えのために下りてきたスクリーンには、波打つ海の映像。そう、東映映画でお馴染みの荒波映像です。や、安っぽすぎる……(気絶)。スクリーンが上がると漂着した7人が板付きで登場。船の持ち主である横山(役名無視)に誘われて乗り合わせただけの設定なので、各自不自然に自己紹介を始めます。女好きで働くことが嫌いな亮(あくまで役柄の説明です)、アホの子喋りのすばる、父と兄を海で失った大倉、金持ちのぼんぼん丸山、痛い子安田、突然の二重人格ヒナ。どれもこれもキッツイ役柄ですが、中でもヒナの唐突すぎる二重人格は、途中からはもはや笑いの種。悪ヒナ登場時はピキーンと古くさい効果音+ピンスポが当たるんですが、これがまた頻繁に出てくるんですわ。2分に一度の変身、くらいの勢いなので、不思議に思うよりもコントにしか見えない。マルは去年のマジサマに通じるおいしいキャラなので、遊びを盛り込んだり笑いを取ったり出来るのがお得な感じ。弟であるユウキを失った大倉は、彼自身のキャラ故か演技力の問題か、その割に平気そう(爆)
★マルが果物パクったり、いろいろ小ネタで客を笑わせてくれるんですが、当サイトでは特に取り上げる予定はありません(爆)。でも回を追う毎に芝居そのものの内容は気にならなくなってきました。(それっていいの?)
4.島の人々〜幻想のユウキ
♪「?(タイトル不明)」すばるソロ/♪島民のダンス1
☆噂のすばる作詞ソロ曲の後、バラバラになっていた7人が戻ってくると、岩陰からその様子を覗く人影が。一階席の時は中間ともう一人いることしかわかりませんでしたが、三階席からは岩陰に回るとこからしっかり観察。勢いよくジャンプして登場したのは、バンダナを巻いた濱ちゃんでした。「誰かこっち見てる!」と騒がれ慌てて逃げ出す中濱コンビが、なんとも間抜けで愛おしい(笑)
大倉が海に沈んだユウキを探していると、照明が落ちて島の住人の儀式っぽい場面に遭遇。上手から、白いシーツにくるまったユウキの遺骸(と思われる)を両腕に掲げた中間が登場し、おそらく舞台予算の何割かを割いたと思われる豪華衣装に唖然。BADBOYS5人は他の島人とは別衣装で、中間の背中には虎一匹分の毛皮(推定)が張り付き、桐山はきらびやかなマント付き、濱ちゃんと大智が色違いのお揃いで、龍太は中間と同じくケモノ一匹分の毛皮(柄無し茶色一色だから熊かなんか?)を背負う。その他の島人はピンクの半袖上着+水色ズボンのド派手な色合い。文一はヒョウ柄バンダナで頭を覆い、腰紐と腕当てもヒョウ柄。長靴みたいなブーツを履いてました。薫太も文一と揃いのバンダナをしてましたが、体格で判別が付くので大丈夫。その文一とペア活動の龍規は、同じピンク+水色衣装にグレーの腰紐とブーツで、衣装はともかくブーツの丈が足りてない感じ(笑)。スタイルが良すぎるのも大変ですな。ちっちゃい子は黄色とオレンジのコンビ衣装でしたが、おそらくピンク組と両方新作だと思うので、ジュニアの衣装代に予算かけすぎ。(おかげでステージセットは未曾有の貧相さ)
島人の真ん中に巫女が立つと、彼女を仰いでのダンス。TopStageでリハ風景が載っていた桐山センターでピラミッド陣形になっていたダンスはこの時のものですね。見た目で地位を決めたと噂(@ジャニweb)の島民内では、やはり推定二十代後半の桐山が有利だったか。文一は上手にいたと思いますが、何度か立ち位置を移動してるので一概には言い切れない。もっぱら双眼鏡で彼の動きばかりを追っていたので、全体像を掴むのが難しい〜。途中BADBOYSが一列に並んで踊ってる時、背後でピンク衣装のジュニアは二人一組になってリフトみたいなことしてるんですが、文一は龍規とペアでした。龍規が横になって両手足を上げて文一を持ち上げており、さすが男の子、細くても意外に力があるんだなと感心。そういえば何年か前にお手振りタイムで龍規が安達を持ち上げてる(!)のを見たから、文一くらいどってことないのかも。
そしてユウキの幽霊(ジャニ舞台のお約束)が大倉の前に現れ、「俺のことは気にせんと、兄ちゃんは今まで通りドラムやっててな」とメッセージ。私は3人しか見てませんが、その中ではバッケスが一番上手かった印象。涙声が出せるのが強い。
★濱ちゃんがWebで解説してくれたBADBOYSの衣装モチーフ、中間の虎と龍太の熊は予想通りでしたが、他は驚きの連続でした。大智の龍なんか全然気づかんかったー。桐山が鳥って、だからあんなガッチャマンみたいなマント纏ってたのか!濱ちゃんは言われてから意識して見てみると、確かに背中に鹿の顔背負ってますわ。それ、背中から転けたら確実に怪我するで。島人のダンスでは文一・龍規・薫太の三人が前に並んで、その後ろで回転舞台の上で菊岡や浅田や安達が回ってました。その後に続く文一と龍規のリフト(私的見所)は、舞台後方の上手奥にて。龍規が先に寝転がって足を折り曲げ、両手を差し出したところに文一が乗って倒立。これ毎回この二人に視線が釘付けなので、他がどんな組み合わせでやってるのか全く知りません。ご存じの方いらっしゃいましたら、ぜひ教えてください!
5.音楽仲間
☆地図にも載ってない、当然、電気も通ってない島でエレキギターを弾く安田。せめてANOTHERの大前提、「何もない島に流れ着いた少年達」を演じるために、誰かこの矛盾点を指摘する人はいなかったのか。スタッフにも見捨てられたか。丸山がたまたま置いてあったベースで音のアドバイスをすると、それに感心した安田は皆でバンドを組もうと訴える。そしてトンカンと船体の修理をしながら突然人格の変わるヒナ。ため息……。
★ここでも毎回マルの「得意な曲」披露でネタを披露するんですが、やはり当サイトでの取り扱いは(以下略)。
6.勇敢な島の戦士達〜捕らえられたコレキヨ
♪島民のダンス2
☆己のもう一つに人格にヒナが悩んでる間に、すっかり仲良くなった山田コンビで島人の村を探検。そこへ中間が通りかかり、隠れる場所もない二人は人のポーズ?で制止すると、あっさり見逃す中間。そこで体勢を崩して倒れると、中間「誰かいるのか!?」と物音に振り返るが、丸山の鳴き真似?に、8日1部「なんだ、ゴリラか」と呟いて笑いを取ってましたが、13日1部は普通に「猫か……」と通り過ぎる。取り敢えずその場をやり過ごした二人は洞窟の影に食料(肉の入ったバスケット)を見つけ、それを盗もうとした途端、島民に囲まれる。文一は上手から天野と一緒に登場。
中桐どっちかに「これでお前は俺たちの敵になった!」と宣戦布告され、どうやら彼らは最初から自分たちの島に侵入してきたよそ者を排除したかったらしい?安田のみ逃げだして丸山は捕まり、「明日の朝、東の海に沈める」とこれまた中桐どっちか(重要なセリフは全て二人が言ってるので、後でどっちだったか思い出せない)に言われて「そんなのやだ〜」と泣き出す。この辺で順にセリフが回ってくるんですが、BADBOYSだけかと思ったら、文一・真鳥・佐竹・天野・千崎にもありました。細かくは覚えてないんですが、大智が意外に高い声で「俺たちが闘うことに意味はない」ってのはなんとなく印象に残ってる。ステージ下手から上手まで移動して後方のセリに上がった文一は、そこで「ロンダ(島の巫女)頼む!俺たちに勇気を!」と格好良く決め台詞。担当のひいき目かもしれませんが、あんなに棒読みだった台詞回しがすいぶん上手くなったような……もっともこれだけのセリフじゃ判断しようがないか。ところが佐竹・天野・千崎の三人は何故かここで口パク。特に佐竹のセリフがひどくて、突然違う方向から声がが聞こえてくるので、丸わかり(笑)。歌ならともかく、なんでセリフでそんなことするのか不思議?ともあれすっかり戦闘意欲が高まった島人たち、「闘うことを禁じられていたけれど戦士としての鍛錬は続けてきた」と中間が言えば、桐山は「この島を守るためなら命を落とすことに悔いはない!」と意気込む。
★安田一人が逃げ出す際、龍太を楯にとっての立ち回りが男前。そして付き飛ばれた龍太に駆け寄る文一の優しさに胸キュン。(←演技です) セリフに関しては、いろいろと曖昧なところが出てきました。「戦士としての鍛錬〜」って件は大智の「闘うことに意味はない」に続くセリフでしたが、大智って歌ってる時はそう思わないんですが、セリフになると滑舌が悪い〜。急に舌ったらずな幼い感じになるので、毒吐きキャラ(当サイト内認定)と合わなくて困ります。濱ちゃんは花道で「(敵の侵入に対して)備えろ!そう教えられてきた」みたいなこと言ってました。龍太は「帰れない者もいるかもしれない、だが一人は必ず戻る」だったと思いますが、意外に聞き取りやすい声。でもイッパイイッパイな感じが前面に出てるので、とても戦士として務まるとは思えません(笑)
7.救出大作戦
♪「群青涙」すばるソロ
☆今回の舞台においては、すばるの歌の後に島人が活躍する法則を覚えておくと、バック担はとても見やすいと思います。どういう流れか「群青涙」の後、丸山を助けるために漂流メンバーが村に潜入。すると見張り役の文一と龍規が居眠り中。……いいですか?文一と龍規が、居眠りですよ?室文コンビで居眠り!ここで私のテンションMAX!! 神様エイト様脚本家様(いるのか?←とてもプロが手がけた作品とは思えない)ありがとう〜!まさか劇中で居眠りする文一を見られるとは、思ってもみませんでした!(大興奮) 照明が薄暗いのが難点ですが、それくらい想像で補います。膝を抱えて居眠りする文一が、可愛いったらありゃしない。
しかし見張りの居眠りは侵入者を誘い出す罠だったようで(ちょっとだけガッカリ←アホ)、文一と龍規はすぐに起き上がると、現れた中桐を始めとした島人達がエイトを囲む。桐山が「捕まえろ!」と号令をかけると、上手にいた文一は一番近くにいたヒナに向かうも、すぐに突き飛ばされる。ここからはあちこちに動き回ったり、一旦捌けてまた出てきたり(なんせ舞台が狭いので乱闘場面になると全員入りきらない)するので、細かい動きは拾いきれません。印象に残ってるのは、後方セリ上で安田を囲む桐山と菊岡、どう考えても菊岡が戦力になってない(笑)。その時地上には丸山を囲む佐竹と長尾、放屁攻撃を受けてダウン。(←こんなしょーもない部分こそ、原案:関ジャニ∞の軌跡を見る) 文一はどこか上手端で亮に掴みかかっては振り払われ、誰かが倒した大倉の背に乗る浅田。そして再び後方セリ上で、今度は丸山と闘う桐山と菊岡。やっぱり菊岡は戦力に以下略。
そして闘いの最中に火事が起こり、逃げ遅れた子供が「助けて」と叫ぶ……あ、丈一郎。ユウキ役を下ろされたと思ったら、こんな所で別役に。横山が丈一郎を助け出し、そのままどさくさに紛れて逃げるエイト。なんとか丸山を助けるという当初の目的は遂行。そして大倉はばったりロンダと顔を合わせ、「あなたは……」とお互い知り合いの様子。大倉「父はここにきたのですね」と確認するとロンダは頷くが、「今は」と尋ねられると首を振る。この思わせぶりな会話には一見複線がありそうで、まさかノープランだとは思いませんでした(爆)。そこへ島人が追いかけてくるとロンダが目くらまし?をして、大倉を逃がす。
★19日・22日を見ての補足メモ。最初に見張り役の室文が捌けた後に煙が上がるので、火付け役はそのどっちかです。浅田が馬乗りになって殴るのは大倉だと思ってましたが、よく見たらマルでした。マルが己のおなら攻撃で自分も倒れ、そこへ上手から走り込んできた浅田が押さえ込む……はずが、浅田の動きがとっても気を遣って優しげで、とても攻撃してるようには見えない(笑)。ほんと、そっとした動きで乗るんですよ?もはやこれは介護と言ってもいいのでは?なのにそこで横山が浅田を蹴り上げるから、「何すんの!ヨコ!」と、怒りで立ち上がってしまいそうになる。文一は滅法走り回ってるだけなので、特筆すべきことはなく。濱ちゃんが誰か蹴り上げてるのが格好良かったけど、相手が誰か覚えてない。エイトの誰かには間違いないんですが。(当たり前)
8.ケンと少女の恋
♪「?(タイトル不明)」亮ソロ
☆島人との闘いの最中に知り合った少女・カルラと亮のラブシーン。二人が抱き合って暗転すると、客席からは悲鳴が上がるのがジャニ舞台ならでは(笑)
★亮ソロの逆光の中で歌い出し、天井や床に星空を作り出したライトを当てた演出がかなりのお気に入りです。心なしかまた少し背が伸びて男らしくなったような?ラブシーンも様になってる。
9.ユウキの墓標〜島人たちとの和解
♪「プロペラ」全員で合唱
☆無事逃げ切って一息ついていたところに亮がカルラを連れてくると、横山が開口一番「また悪い(女)癖が出たな」と非難。……ちょっと待て、明らかに島の住人である少女を前に、他に反応はないのか!?カルラがユウキの帽子を大倉に手渡すと、事情を察した大倉は礼を言う。「ユウキは遠い海へ航海に出たんや」と大倉が呟いた直後、すばる「墓を作ろう」(!) だーかーらー、アンタは喋るな!しかし誰一人空気を読まないすばるの発言に怒り出す人はおらず、平和理に話は進む。
と、そこで音楽が流れて(タイトル不明と思ってたらジャニwebで発表されてたらしい)、花道から島人の登場。身構えたエイトの前に、一歩進み出たのは丈一郎。その後ろから島人の代表らしき桐山「あなた方は子供の命を助けてくれた」と一転して歓迎ムード。ロンダが「食べ物とお酒を用意しました」と勧めるが、島人は二、三人を除いてほとんど未成年のはず。そして中間「島の伝統的な衣装です」と、タオルや手ぬぐいやTシャツを継ぎ合わせたぼろ切れマントを差し出す。……ねぇ、ホントはまだ根に持ってるでしょ?ロンダに言われて渋々折れただけで、内心エイトのこと許してないでしょ?と疑いたくなる。文一は天野らと一緒にフルーツの乗った籠を持って花道を歩いてくると、上手奥のセリ上にいるすばるの元へ。さあ、ここからが文一がすばるに仕掛けるアドリブポイントです!
5日1部 胸元になにかを入れた文一は、チャックを下ろして大きく広げてすばるに見せる。すばるもちょっと受けてたので、文一の胸の中に何が入ってたのかとても気になる。
8日1部 先に大倉にリンゴを渡してからすばるの元へ。何か小さい物(甘栗くらいの大きさ)を渡すが、投げ捨てられる。それを拾ってきてまた渡すのが可愛い。でもやっぱり投げられる(笑)
13日1部 ↑と同じく大倉にリンゴを渡した後、すばるには薄くて丸い板?みたいなのを差し出す。しかしやっぱり投げ捨てられる(爆)。それを見て笑っていた天野と肩を組んで揺れてた。
すばるとの絡みが終わると文一はセリを下りて、センターで丸山と一緒に座り込む中間の元へ。ここでまた中間と肩を組んで顔を見合わせて笑い合う姿が可愛いんですが、13日1部では中間が丸山にかかりっきりでなかなか文一に構ってくれず。このまま無視されるのかと思ったら、最後にはにっこり笑って振り返る焦らしプレイでした(爆)
★さて、後半戦の文一からすばるへのアドリブレポ続き。
19日1部 姿勢を正して手を後ろに組んだ状態ですばるに向き合うと、何かを報告するっぽく喋る。(もちろんマイク入ってないので声は聞こえず) すばるは大笑いしてくれたので、一安心。
19日 2部(私は入ってませんが、相方から報告) 文一がすばるになにかこしょこしょと耳打ち。すばるは笑った後、文一と握手を交わす(笑)
22日3部 果物籠の中から両手を挙げたグリコのポーズのような切り抜き(上半身裸のマルに見えた)を取り出し、自分の胸に貼ってすばるの元へ。ん?って感じでのぞき込んだすばるは爆笑、文一は得意げにその切り抜きをすばるの胸に貼り付ける。(その後すばるはそれをヒナに見せに行く)
アドリブコーナーが終わると、19日はセンターへ下りた文一は、中間側ではなく丸山の隣へ座り込み、キノコを食べて泣いたり笑ったりする小ネタにつき合ってました。22日は誰にも構ってもらえないまま次の場面へ。ま、そんな日もあるよね……(哀)
10.シュンジの父の秘密
♪「サムライブルース」大倉ソロ
☆正確には大倉ソロではなく、後半はカルラとの合唱。視線を交わした後、何も言わずにカルラは立ち去ってしまう。そこでいつの間にか登場してた亮「可愛い子やな」大倉「あの子は止めとき」と、大変日常感溢れる会話。父と兄が航海に出たまま帰ってこなかったと語る大倉に、もしかして彼らもこの島に流れ着いたのではないかと言い出す亮。父親の好きだった歌(サムライブルースのことらしい)をカルラが知っているのがその証拠だと言う。そんなはずないと否定する大倉に、亮は彼と弟のユウキに同じアザが背中にあったことを持ち出す。大倉「今はそんなこと関係ないやろ」亮「あの子の背中にもあったで」……え、今なんて!?(この舞台中最大の驚き) 背中のアザって、アンタそんな短時間であの女の子の背中を見るようなことしてたの!?ラブシーンの後の暗転はそうゆう意味だったの〜!?さすが女ったらし設定!(設定だけじゃないと思いますが)
11.若者たちの対立
♪「FIGHTER」イントロのみ
☆いきなりものすごい聞き覚えのあるイントロに、このまま内ヒロキが駆け込んでくるかと思いました(爆)。今回の舞台で数え切れない問題点の一つに、既存曲の使い回しがありますね。すでに別のイメージを持った曲を無理に劇中で使用するから、ますますちぐはぐで唐突な印象になるんじゃないかと。ま、とにかくここは無事船が直って、日本へ帰ろうとするメンバーを亮が引き留める場面。行方不明になった父を捜しにきた大倉の目的は叶ってないのに、皆には説明していないためわかってもらえない。そうして揉めてる最中に悪ヒナが登場し、毎回この余計な設定のおかげで話がうやむやになるんだと思う。
12.トクマの闘い
☆自分の中に潜むもう一つの人格との葛藤に苦しむヒナ。それを見た横山は、それも本当のお前なんだから受け入れろと言う。しかし客観的に見ると、どう考えてもヒナはこの島で悪い霊にとりつかれたとしか思えない状態ですが……。膝を開いて背中を地面に付けた状態からいきなり起き上がるとこなんか、エクソシストそのまま。横山の役に立たない説教よりも、ロンダ(島の巫女)呼んできて悪霊払いしてもらったほうが建設的だと思います。そして結局何も解決しないまま、次の場面へ。
13.再びの航海
♪「It's over not yet」すばるソロ
☆ユウキの墓に参った大倉は、「認めるわ」と亮に本当のことを話す。父親はこの島にたどり着いて日本に帰れないと知ると、この島の女の人と結婚し、それで生まれたのがカルラだと言う。……「本当のこと」って、それ100%大倉一人の推理やないか!第一「日本に帰れない」って何を根拠に?今現在自分ら同じ状況で帰ろうとしてるのに?そして一緒に船に乗った兄貴はどうなった?ロンダはカルラの母なのか?全てが納得できないまま、容赦なく進む舞台。出演者は何の疑問も抱かずこんな舞台に出てるのか!?
そして極めつけにED曲に、2年前の松竹舞台と同じ曲使うなーーっっ!!これってつまり、サプリのEDにアミーゴ流すみたいなモンですよ?いくら出演者が同じでも違う舞台でしょーが。この曲流れたら私の頭の中では自動的にすばるが「すまんかった」と頭を下げ、おばさんが「あなたは偽善者よ!」と叫び出すのに〜。
花道には見送りにBADBOYS及び天野・龍規・文一・菊岡・千崎・清水が登場。天野以降は二階三階になると見えないので、一回しか確認してないので自信ありません。しかもその一回が初見で、文一と龍規のあまりの仲良しっぷりに驚いて他のことは何も覚えていないので、ますますもって怪しい。その5日1部一階席で見た光景は、文一が振り返って隣の龍規を見上げる(ホントはこの場面は客席を見上げるので、文一だけ逆向き)→それに気づいた龍規も文一を見る(超笑顔)→そのままじっと見つめ合う→捌け際に文一が肩を組もうとする→龍規が文一の腰を抱いて歩き出す……という、世にも珍しいものだったので、私の視線はその狭い範囲に釘付けでした。隣で菊岡がにこにこ微笑んでいたのと、少し離れた天野と千崎・清水がガン無視だったことしか覚えてません(笑)。二回目の観劇は二階席の比較的前列でしたが、見えたのは龍規の肩から上まで。少々前のめりになれば(←イエローカード!)文一の頭も見えないこともない席で、文一が龍規を見上げたところまで確認すると、後は龍規の表情のみの観察。しかしこれが本当に優しそうに笑うので、思わずときめきました(照)。私に笑いかけてるわけじゃないのに(爆)。そして三回目は三階席、ギリギリBADBOYS全員が見えるくらいで、龍規や文一の姿など欠片も見えませんでした……。仕方ないのでそれぞれエイトに送るセリフを聞いてましたが、一番の台詞量が多いのは中間。見送りの際にそれぞれの名前を呼ぶのに、桐山がすばるの名前(もちろん役名)を呼んでたのが何故か印象に残ってます。そして「イチジョウさん!」と呼びかけて、丸「ニジョウです」と言われる大智がおいしい。ところでこの時、マント(島の伝統的な衣装?笑)を羽織ったBADBOYSは、布に埋もれてるようにしか見えないんですが、それでいいんですか?
★室文の花道での絡みは、その後2階3階席にしか入ってない私には様子がわからず。でも人に聞くと、やっぱり肩組んでたり手繋いだりしてたんそうので、脳内補足しておきます(怖)。BADBOYSの呼びかけは、中「コウムラさん」→大「ソウスケさん」→桐「リンタロウさん」→濱「シュンジさん」→龍「トクマさん」→桐「ケンさん」→大「イチジョウさん!」の順だったと思います。(手元のメモが抜けだらけなので自信ありませんが)
14.船上のコンサート
♪「プロペラ」関ジャニ∞
☆とにかく全編破綻した物語がやっと終わりを告げて出航、どうやら日本に戻ってきたエイトは大声援に迎えられ、そのまま船上でコンサートを開くらしい……。(もう何も言うまい)
花道・左右通路に旗持ちジュニアが登場。花道は舞台から数えて佐竹、薫太、間に手ぶらの楠本。客席から見て左側通路に大田・丈一郎・?・安達、右側通路に浅田・?・?・青木の順。基本旗持ち二人の間にちびっ子二人が挟まってる状態です。曲の途中から島の住民も加わって、一体この船には何人乗ってるのかと虚しい突っ込みを入れるよりも、文一&龍規の再登場を心から祝いましょう。上手セリ上に端から順に天野・文一・龍規と並んでるんですが、この時もまぁ、室文の仲良しなこと。やっぱり文一の方からアイコンタクトを送って、それに龍規が応えて二人だけで振りを合わせて踊り出す。(たぶんフリーダンス部分) 最後は二人で肩を組むんですが、当然そこにある揺るぎない身長差のために、龍規は体を半分にまで折り曲げ、文一の方は捕獲された宇宙人状態。君らそこまでして肩を組みたいのか?なにか悪いモンでも食べたのか?と疑いたくなる。8日1部の時は、最初文一は龍規の肩まで届かず(?)腰に手を回していたんですが、途中でどうしても組みたくなったようで、無理に肩を下げさせてました(爆)。そして13日1部で初めて気づいたんですが、龍規はこの島の住人衣装の時も、腕当ての上からマジカルバンドをしてました。
★19日1部でも室文の肩組み続行。20pの身長差でも届くもんだなーと感心してました。22日3部では、夜公演だけの配置替えで、文一だけBADBOYSのいる最上段へ移動。おそらく下手側にいた薫太(こう見えてもまだ中学生)が年齢制限で消えるため、上手も人数合わせすることになり、文一がBADBOYS入りしたようです。しかし立ち位置だけ上にあがったところで、文一だけ明らかな衣装違い。みの虫状態のBADBOYSが羨ましいとは申しませんが、一人すっきりピンクの平民服な文一がその場にいるのはやっぱりおかしいよー(笑)。下手から大智・濱ちゃん・中間・桐山・龍太と並んだ狭い壇上で、龍太の隣、つまり上手端にいた文一は龍太と仲良しで、視線交わして笑い合ったり、振りを合わせたり、兄弟揃って仲良しなのかと思うと胸一杯に微笑ましい。それに時々桐山も加わりたがってる感じなんですが、龍太も文一も知らん顔(笑)。いいよいいよ、桐山は顔に似合わぬヤラレキャラでいこう!そしてこの時、文一が自分の服を指差しては手を振って、「おかしい?おかしくないよ!」って小芝居。龍太も一緒になって文一の服を指し示して首を振ったりしてた指してたんですが、その相手は一つ下の段にいるすばるでした。芝居中のアドリブが効いてるのか、すばると文一の絡みが嬉しい!そして旗振り隊もちびっ子(小さくない人もいるけど)の退散によってメンバー変更。本来、佐竹(旗持ち)・楠本・真鳥・薫太(旗持ち)だった花道並びは、佐竹(旗持ち)・山下颯・真鳥(旗持ち)にチェンジ。なんか真鳥が旗持ちって、どうしても小さい子に無理させてる感じがして落ち着かない。そして山下颯とゆー子は、前から変わった目鼻立ちなので目立つなーと思ってましたが、高校生なのね。一見楠本や神山と変わらなく見えるのに、本当に十代の子の成長の個人差って凄い。
<ショータイム>
ジュニアが捌けると、そのままショータイムに突入。もちろんエイトは「島の伝統的な衣装」を脱いで、ちゃんとしたステージ衣装に着替えます(笑)
1.Do you agree?
☆コンサートにはつきものの曲ですが、今は何より意味不明な芝居世界から解放された気持ちが大きく(爆)。確かすばるが「これからショータイムや!」みたいなこと言ってたと思うんですが、もう一幕で充分に堪能してので、今更って感じですわ。バックなしで、エイトのみ。
2.Dive
☆今回唯一のお手振り曲ですが、文一には関係ないので普通に観察してました(笑)。赤のノースリシャツに黒ズボンで、台の上に上がったり下りたり忙しそう。台の高さが結構あるのか、よいしょ、とよじ登る感じが可愛すぎて倒れそうでした。龍規にちょっかいをかけたり、濱ちゃんに相手してもらったり、いつもとは違う交友関係(最近では大智や中間と遊ぶことが多かったから)を広げる文一は、最後には上手端っこで龍太と向かい合ってはしゃいでました。
8日1部では、最初は安達に遊んでもらう文一。年齢的には一つ違いなのに、どうしても優しいお兄さんに相手してもらってる印象が拭えないのは、安達の人となりのせいもあると思います。この時、文一と龍規はノースリシャツのボタンを上まで留めてるのに、安達や菊岡は開いたまま。単に個人の着こなしの趣味なのか、一応の衣装分けなのか判別しがたいところ。安達の次は大智が台に上がってきて、二人で向かい合ってぴょんぴょん跳ねてるのが可愛かった。今回大智と文一は別々に踊ることが多いので、二人の絡みは貴重です。「僕の時計で♪」って歌詞のとこでは二人で自分の左手首を指して、腕時計を見る仕草。最後は台の下に下りると、5日1部と同じく龍太と一緒にダイブ。
13日1部は終始誰にも構ってもらえない文一くん。同じ台の上にいる龍規は客席へのお手振りで手一杯だし、下にいけば誰か遊んでくれるかもしれないのに、下りようとしません。その頃大智は上手端で菊岡と一緒に腕時計の仕草。どうも本人的に気に入ってるらしい(笑)。しかしこの回も最後、文一が上手端っこに移動すると、下手からものすごい勢いで駆けつけた龍太が、文一と向かい合ってダイブ。……もしかして文一に懐いてくれてる?なんて良い子!
★文一ファンにとってはお手振り曲=文一が誰かと絡むのを観察する曲ですが、19日1部は特に誰かと絡んでた覚えがないので、きっとまた放置プレイだったんでしょう……。あるいは安達BDの余韻で記憶が飛んだか。でも龍太とのダイブはお約束通り決行。22日3部では安達BDということで、出てきた瞬間から龍規が安達にべったりくっついてました。安達の肩から腰まで両手でなで下ろすセクハラ紛いの行為を繰り返し、ちょっと困った様子の安達くん。するとそれを隣で見ていた文一も、反対側から同じ動作を!(笑) 両側からセクハラされる安達くんは、しかし穏やかな笑みは崩さずに対応。ス・テ・キ!それを見ていた大智が下から文一の靴をトントンと叩いて、「俺も遊びたい」って感じのアピール。そして自ら上によじ登って文一の隣に行くと、そこからはそんな仲良しごっこは繰り広げられず(爆)、しばらくして退屈した大智は再び下へおりてしまいました。もちろん安達も龍規もとっくにいなくなって、またしても上手側セリ上は文一の独壇場に。そして最終的には、やっぱり龍太と向かい合わせてジャンプし合って、飛び跳ねた自分の足先を触る。(スノボとかでよく見る技) ふー、可愛い室(弟)文コンビの見納めです。
<MC>
3.サムライブルース
☆劇中で大倉が女の子と一緒に歌ってましたが、どうやらエイトの新曲らしい。なんと大倉始まりの上、センター位置まで陣取る下克上ソング。二番に入るとかなり長いすばるのソロパートがありましたが、全体として大倉中心の感は否めない。島の男1からよくぞここまで出世したもんだと感心。
最初はタイトルだけで「またか……」と思いましたが、二度三度と聴くと良い曲に思えてきました。二番目の安田ソロパートが好きです。声質だけならすばるより好きかも。
☆最後にジュニア紹介があって、関西ジュニア→関西少年→OSSAN(なるトモ発の新ユニット。O大田S千崎SA佐竹N長尾の4人らしい)→BADBOYSの順だったかな?文一はもちろん初っぱなの関西ジュニアに入ってて(…)、龍規と並んでセンター位置。この調子で室文凸凹シンメが本格復活してくれたらいいのになぁ〜。
そして中間がエイトを紹介し、閉幕。今までジュニアが紹介役に回るときは桐山がやってましたが、今回は中間にその役が回ってきた模様。ちょっと滑舌は悪いけど、声の通り自体は悪くないので、なかなかいいかも。
★22日3部に入った際は、当然中学生以下がいないので(夜8時以降出演出来ない)、大変なじみ深い子ばかりのジュニア紹介。が、一人何かの間違いでちびっ子が出てました。と思ったら、例の山下颯でした。昔の翼をさらにアジアちっくにした顔で、お世辞にも綺麗とか可愛いとかって表現は出てこないんですが、とにかく印象に残る顔。確かVenusで文一の前にいたはず。そして同22日3部で気がついたんですが、この時のジュニア衣装、実は皆同じ物なんですね!赤青の違いはあれど、肩に色つきのカラーが出っ張ってて、上着の裾に同色の切り返しがあるの。しかし文一を始めとした無所属組はその色つき部分を折り返し、裾はファスナーが付いて開閉できるようになってるから閉じて、まるで真っ白のジャケットのようになってるんですよ!ひ、ひどい……。文一みたいに毎回扱いの変わる子は、公演によってファスナー開いて色見せたり、今回のように白ジャケットとして着たりしなきゃいけないわけですよ。身分差付けるならそれ用の衣装くらい用意せぇっちゅーねん!(咆哮)