関西ジャニーズJr. Firstコンサート Winter2006



■書いても書いても終わらない関ジュコンレポ、下手に全ステなんてしてしまうと思い出ばかりが先走ってなかなかうまくまとまりません。人間なんでもほどほどが大事なんだと思い知りました。とりあえずは↓より始まるレポ上での表記は以下の通りです。(並びは一応わかる範囲での年齢順。ミマキックスとリトルはかなり怪しいですが;)


ミドルJr.
BAD:中間淳太・桐山照史
BOYS:濱田崇裕・中田大智・室龍太・山碕薫太
べてらん:伊藤政氏・菊岡正展・浜中文一・室龍規
天野組:天野賢・中嶋悠耶・清水飛鳥
ミマキックス:三牧颯・杉村公実・餅田貴大・森和樹・山下風雅・小松拓巳

チビッコJr.
TOP KIDS:神山智洋・中山優馬・バッケス健人
Little Gangs:林真鳥・山下颯・福野麗生馬・新矢悠貴・掛川悠哉・楠本幸登・
上村雅哉・吉田涼也・横山京平・山口健太・小野美勇士・藤原丈一郎
ムエタイ向井ブラザーズ:向井達郎・向井康二



<OP>
薄幕の向こうでおそらくTOP KIDSやLittle Gangsあたりのメンバー(←ちょっと小さな子は皆この辺の面子だと思ってる)が赤黒ボーダー衣装で踊る中、ムエタイ向井ブラザーズが上手端でOPトーク?担当。期待に違わず上半身裸の半パン一枚で頭に白い鉢巻きを装着したムエタイ兄弟は、社長のイロモノ好みを如実に表現しております。その間BAD・BOYS・OSSaN・TOP Kids・Little Gangs各ユニットが音声のみで紹介されるんですが、外人っぽいカタコト発音で「ナカマ、アーユーレイディ?」に続いて「ダイチ・ハマチャン・リュータ、アーユーレイディ?」ってのがなんだか間抜け。なんでタカヒロじゃなくてハマチャンなんだろう。

Blow out(桐山→淳太→濱ちゃん→龍太→大智→薫太・文一)
OPから続くエセ外人風紹介で「アキト・キリヤマ、アーユーレイディ?」と流れると、
花道からセリ上がりで桐山登場。下から風とスモークに煽られ、松竹座の花道セリって前からこんな装置あったっけ?桐山ソロで始まった曲は今まで聴いたこともないし、関西ジュニアオリジナル曲かなぁと言ってると、後日Webにて曲名紹介されてました。白を基調とした上下の襟と袖にグレーの毛皮、前身頃とズボンの裾に黒縁模様が所々に縫いつけられてる桐山衣装を、花横席に入ったときに食い入るように鑑賞。うん、生地もしっかりしてそうだし、しばらくは使えそうだ。(何の目利き) 続く淳太は二階左桟敷からの登場で、これぞエイトが4年間培った正しい松竹座の使い方!衣装は桐山とお揃いで、ちょっと毛皮の縫いつけ位置が違うくらい。桐山・淳太が各自一小節ずつ歌った後、三階桟敷に濱ちゃんが登場これってもしや人気じゅ……(自主規制)。 BOYSはBADよりは大分地味な白黒スーツで、ステージ全体がモノトーンの感じ。この頃になるとステージ上には龍規・菊岡・伊藤辺りのメンバーが出ていて、初回はこの中に必死で文一の姿を探しました。龍規達は黒地に袖だけ水玉模様のスーツ姿で、他に天野・清水・中嶋の3人もお揃い。なのに文一の姿が見えなくて冷や汗ものでしたが、なんと文一は一階右桟敷からの登場!まさか文一が桟敷に出してもらえるとは夢にも思わず(と言っても一階だからほとんどステージの延長みたいなモンですが)、しかもマイク持って歌ってるもんだからわが目を疑いました。運良く初回から気づくことができたので、次からは落ち着いてそれまで他の子を鑑賞。ちなみに龍太が三階左桟敷、大智が二階右桟敷、薫太が一階左桟敷でした。大体前列で入ったときはステージ上の菊岡を中心にガン見して、二階三階に入った時は近くにいる子を主に見て、そして一階桟敷から文一が出てくる前に視線を戻すMyパターン。仕切りのカーテンを自分で持ち上げて出てこなきゃいけないのが、手作り感溢れる演出で可愛い(笑)。最終的には全員ステージに集合して合唱するんですが、この時どういう位置決めなのか、文一を挟んで桐山と淳太がツートップ。つまり見ようによっちゃ、文一がドセンターなわけです。この目くらましに引っかかったサンスポやWUがまんまと文一センター写真を載せてくれたので、こっちとしてはしてやったりの気分(笑)。撮影した方も、まさか白衣装の真ん中にいる黒衣装が、正式ユニットにも加入していない無所属組とは思うまい。ニヤリ。

ルート17
おお、もうエイトコンではやらなくなった先輩曲!これぞジュニアならではの特権ですね。しかしメドレー的にあっちゅー間に終わってしまうので、特に印象に残ったことはないんですが、唯一私の手元のメモには「だいちぶんのこし」という走り書きが。これはすれ違いざまに大智が文一の腰を掴んでいった話のことなんですが、こんな些細な絡みをあえてメモにまで残して覚えておきたがった自分の精神状態が心配です。

Booster
ルート17〜Boosterの流れはどうしてもコンサート終盤のイメージがあるので、初回は危うく思わず「もう終わりかよ!」と突っ込むとこでした。これでJumboでも続けば間違いなくEDENが流れてアンコールまでなだれ込むでしょう。そうはさせまいと(?)ここで一階上手通路に桐山下手通路に淳太が降りてきます。なんと私二回ほど淳太側の通路横、しかもモロ立ち位置というのに当たりまして、超至近距離で淳太のお顔を拝見しました。間近で見た淳太は、お肌つるつる!でもやっぱり色は黒い(笑)。文一は次曲の準備のためかこの曲にはすでに退去。でも菊とか伊藤は残ってたはず。


<ユニットメドレー?>
・イセイジン(BAD)
淳太の「みんなの笑顔にズッキュ〜ン」から始まるナンバーに、何度も気が遠くなるほど胸を打ち抜かれました(爆)。初回はこんなこと言ってなかったと思うんですが、17日にはもう言ってたかも。更に後半日程では桐山も一緒に言ってることに気がついて、つくづくアイドルの鑑・BADの二人には頭が下がる思いです。この曲ではセリ上に淳太と桐山がいて、曲が始まると上手袖から文一(と他数名)が、下手袖から龍規(と他数名)が飛び出してきて、センターで合流して踊り出すんですが、17日一部は室文お互い両手で口を押さえて出てきて、顔を付き合わせた瞬間にお互いに投げチューをしてました。うひゃあ、かわいい〜!二部も同じように投げチューしあって、二人どんだけ仲良しやねん!と私を始めたくさんのべてらんファンの心をかっさらってたと思うんですが、三部では突如文一が心変わり(爆)。龍規は同じように投げチューしたのに文一は知らん顔でスルー、素通りされた龍規は「え?なんで?」って感じで振り返って文一の方を見てました(笑)。この時の室文の衣装は黄緑シャツに黒ズボンとゆー超安っぽいものでしたが、菊と伊藤もお揃いで、天野・清水・中嶋は黄色シャツでした。つまりはバック編成はべてらん+天野組オンリー。

・CHANCE(BOYS)
前夜祭(DVD「Spirts!!」収録)と同じ曲なのにすっかり面子は入れ替わり、一年半の時の長さを感じずにはいられない。思えばあの時に初めて、もしかしてBOYSって真鳥中心じゃなくて大智を売り出すためのユニットだったのか?と疑念を抱いた次第でした……。今ではすっかり大濱龍薫の4人になったBOYS(時々更に人数チェンジ有り)ですが、その後ろには前曲から引き続き文一(と他メンバー)が付いてるもんだから、感慨に耽る暇なく鑑賞モード開始。と言うのも12/18放送のほんじゃにEDでこのユニットメドレーが流れたんですが、その時ちょっとカメラの方に振り返って斜め角度で曲を口ずさんでた文一が激烈に可愛くて印象的だったので、それとほぼ同じ流れでセンター位置後方にいる文一を見て、勝手にTV映像とシンクロさせては悶えてました。(普通に見ようよ……)

・ABC(Little Gangs)
おっと、ここで初お披露目(∞コン神戸公演でも紹介されましたが他の子も一緒にワラワラいてよく判別出来なかった)、噂の新ユニット・Little Gangsです。(でも話題性はムエタイ兄弟の方が上←あっちは飛び道具だから仕方ない) とりあえず本当に麗生馬がユニ入り出来たかこの目でハッキリ確かめるまで安心出来ないと思ってたんですが、ちゃんといました!と言っても基本的には真鳥・楠本・上村辺りのチビッコ優先(真鳥は麗生馬より年上ですが)なので、麗生馬や新矢や吉田らおっきい子組は後方配置。全員揃いのオレンジノースリがやけに印象的なんですが、TVでも同じ衣装だったから?

・MISS YOU TONIGHT(TOP KIDS)
神山をセンターに、中山・バッケスを従えて(という風に見える神山の風格恐るべし)のTOP KIDSが登場。いっそ可愛げ無いほど堂々としたステージングには感心するばかりですが、悪趣味なカラフルつなぎ衣装はいただけない。古のジュニアファンには大人組が歌う印象の強い曲ですが、この関ジュコンを通してすっかりこの子達のイメージに差し替えられました。

・Theme of Coming Century(OSSaN ver.)
素晴らしい替え歌センス(社長直々の手によると予想)が披露されたカミセン曲のOSSaN版。「OSSaN!yeah!」とかけ声(?)を上げて上手端から出てきた大智と文一で電車ごっこ登場、時々それに淳太も参加するという未曾有の可愛さ。この時点で心臓が早鐘を打ち始め、生命の危機すら感じます。その上どこまでも仲良しな大智と文一は、おそらくセンターにいる(と思う←10回中一度もセンターを見てないから)OSSaNの方を向くとき、大智だけくるっと顔を反対に向けて文一と顔を見合わせるお約束を確立。なんとコレ全公演やってました!ここまでくるともう演出の一環。下手には桐山とか龍規とかがいたんだと思いますが、当然彼らもみんなしてセンターを向いてるはずなのに、大智一人が首を反対に向け続けるとは。そこまでして文一に絡みたがる大智に、ファンとして頭が垂れる思いです。歌の途中でそれぞれユニット毎に分かれての挨拶があり、「みんなー、中間淳太だよー」と歌のお兄さん的な淳太にめろめろ。この子のアイドルセンスには脱帽どころかヅラまで外して横山と同じように頭を丸めたくなります。他に印象的なのは花道に縦並びになったBOYSで、濱ちゃんを先頭に「まいどー、BOYSでーす」と手を振っての挨拶。……気取らないアナタ達が好き(笑)。文一達無所属は挨拶出来る身分ではないので(…)早々に捌けてしまいます。


<関ジャニ∞メドレー>
桐山のかけ声でスタートの先輩メドレー。初日は確か関ジャニ∞メドレーって言ってたんですが、17日には私の聞き間違いか「関ジャニメドレー」って言ってたような?いや、他意はないと思うんですが、そこはちゃんと紹介してもらわないと先輩としての立場が。(縦社会の拘り)

・STANCE(桐山・BOYS他)
淳太がいないのでBADからは桐山一人、BOYS4人に挟まれつつもしかりセンター位置を確保。数で負けるような子じゃないな、さすが。BOYSはCHANCE以降ずっとマーメイド衣装のような気がするんですが、BADに比べて明らかに衣装の種類が少ないような……。もちろん彼ら以外にもわんさかステージには人がいて、やっぱSTANCEは大人数で踊らないと!文一と龍規以外の無所属ミドルもいたと思います。

・Feel I Makin' Good(淳太with大田・千崎)
ままま幻が私の脳裏を焼き尽くすーー!!アカンよ、それ!いくらなんでもかつて内がやった曲のアレンジからステージングまでそのまま淳太にやられたら、さすがに現実を直視出来ない。赤シャツを羽織った肩の張り具合までそのまんま。なんか声さえも似てる気がする。さらにこの子上着の裾を触るクセがあって、そんなとこまで内と一緒。はぁ……。(ため息) 曲終わりに淳太の左右に付いてた大田と千崎が布を付けた輪っか(ANOTHERの時に使ってたやつ。あの時は文一・龍規→ヨコヒナに入れ替わる演出だった)で自分の身を隠しての早変わり、現れたのは赤シャツ黒ズボンに黒ハットを目深に被った文一と龍規!

・マーメイド(文一・龍規→龍太・薫太)
超レアレアレアな文一&龍規のマーメイド!淳太が内ポジなの対して、こっちはヨコヒナですか。('04年∞クリコンでやったメドレーそのままの順だから) いやしかしステージ上にこの二人だけしかいなくて、そしてマイク持って歌ってるレア感は何にも代え難い価値があります。これぞプライスレス!(←このネタについては後のJr.紹介参照) 初回は黒ハットで顔が半分隠れてるから一瞬誰かと思いましたが、その揺るぎない身長差で即座に室文と判明。ありがとう龍規、やっぱ188pは違うな!「ライラライラライララ……」のコーラスが通常∞ver.だと全部歌うのに、この二人だと一部歌ってない部分があり、そこは客席が歌ってました(笑)。途中から伊藤と菊岡もセリ上にのぼってきて、べてらん4人で合唱。そこへ龍太と薫太が出てきて、今度は二人が歌います。龍規・菊岡・伊藤がセリ上で踊った後捌けてしまうのに対して、文一だけセリから降りて龍太がアクロ準備のために上手へ向かう間に薫太の隣へ移動。ここでライトは華麗なるロンダードバック転を決める龍太に向けられて、文一は暗闇の中で薫太と目配せ。薫太が「よろしくお願いします」って感じでちょっと視線を落として頭を下げる感じなのが可愛い。(これもほぼ毎回やってました) そして龍太の見せ場が終わるとライトが移動して、文一と薫太が前後に重なってのダンス。もちろん小さい方が前なので、文一がしゃがんだ後にジャンプする薫太がまた可愛い。(別にそんなことしなくても普通に立ってるだけで充分後ろの薫太は見えるんですが)

・All of me for you(桐山ソロ)
∞メドレーの中でただ一人のソロ。他の子は誰も出てこなくて、バックにさえ誰も付かない完全なソロ。∞ではすばるくらいしか許されない所業を、ジュニアの分際でやってしまいました。スゲーよ、桐山!松竹名物回転ステージを使っての熱唱を、毎回ただ唖然として見送っておりました……。

・Go to the top(佐竹・長尾)
テーマは「踊らなくて良い曲」ということで、佐竹と長尾にはこの曲が回ってきました。そうそう、これは周りさえ踊っとけば歌ってる本人は踊らなくて済む曲なんです。しかしこの時の二人の衣装、上はそれぞれ赤と青のキラキラ身頃に黄色い袖のシャツでよく見る衣装なんですが、下が明らかに私服っぽいジーンズ。かなり色落ちした淡色なので、どうにも足が短く見える。毎回見る度に「ズボンくらい用意してやったらええのに……」と思ってました。

・Dreami'n Blood(大智・濱ちゃん)
すっかりお馴染み黄緑衣装で出てきた大濱のハイタッチ、のはずが二日目以降はずっと大智に外されっぱなしで、空振りし続ける濱ちゃん。私やったらもう途中で諦めて手も上げないと思いますが、律儀に毎回手を上げて毎回空振りする濱ちゃんが愛おしい(涙)。そんな濱ちゃんの誠意が通じたのか、最終日である25日は、一部二部共にハイタッチ成功!思わずありがとう大智さん!と感謝してしまうのは、なんかだまされてるような……?


<Jr.紹介>
BADの二人で新ユニットのお披露目。TOP KIDS→ムエタイ向井ブラザーズ→Little Gangs→OSSaNの順で、名物回転ステージに乗って回ってくる流れは、ANOTHERのショータイムでやってた演出を彷彿。「バッケース健人です、チェケラ!」の決め台詞を持ったバッケスは自ユニの紹介ばかりかムエタイの時にも割り込んで、リトルの時は淳太と桐山も一緒に「チェケラ!」のポーズ(ビシッと伸ばした左手を口元に持ってくるアイーンみたいな感じ)をやって、印象としてはバッケス一人で持ってったような。リトルの代表でいつもは真鳥が喋るのが、17日二部のみ麗生馬でした。24日くらいからリトル全員で「ちょっと、ちょっとちょっと」とネタを仕込んできたのが可愛かった。君たちも必死で頑張ってるんだね……。
OSSaNは遠目にもぺらっぺらの薄いピンク地に黒ラインの入った上着+黒ズボンで登場。これ近くで見ると折りジワが付いてるのが気になって仕方ない。ちなみヒナコンで同じ生地・デザインの赤ラインver.を見たんですが、何種類もあったらイヤやなー(笑)。ここでOSSaN達は、彼らが自分たちで考えたというかけ声を客席に教えます。ハイハイハイ、オッサン!で指を三本突き出すしょーもない振りですが、一生懸命考えたのかと思うと微笑ましい気もしないでもない。(←今は生暖かく見守る方向で) それを客席に向かって何度も繰り返し、三回目か四回目で止められるというベタな展開。うわぁ、いかにもジュニアの慣れない進行って感じ。エイトを見慣れた身には、このぎこちなさが新鮮です。(とでも言うしかない) 毎回桐山がOSSaNの「a」に立候補しては断られるのも、お約束的サムさ。
そこで助け船がやってきました、
花道からBOYS登場。「ハイハイハイ、BOYS!」と思いっきり↑をパクったかけ声でやってくると、「お客さんみんな覚えてくれましたかー?」とナイスなテンドン処置。うん、やっぱこの子達センスある!22日は別バージョンでパリコレモデル風の登場でしたが、今ひとつ盛り上がりに欠けると思ったのか、翌日からは元通りのかけ声になってました。初日はここですぐに「自己紹介を」と桐山に言われて、濱「僕たち」龍「大阪」薫「ヤンキー」大「少年ですっ!(高音)」と言って、桐「自己紹介って、名前言え言うてるんや!」大「名前ですよ?彼は(濱ちゃんを指して)僕たちって名前で、大阪、ヤンキー、少年(それぞれ龍太、薫太、自分を指して)って名前なんです」としれっと宣う大智さん(笑)。「おまえどこがヤンキーやねん」と言われた薫太がヤンキー座りして客席を睨んで見せるのが最高に似合ってました。17日一部では濱「昨日買ったTシャツ1,000円」龍「ロサンゼルスで買った帽子1,500円」薫「お気に入りのシルバーアクセ15,000円」大「俺たち4人の絆プライスレス」と小ネタを仕込んできて、二部三部も同じ流れながら、濱ちゃんのみ「姉に買ってもらったTシャツ10,000円」「1億円」と値段が跳ね上がっていく(笑)。その上三部では出だしの濱ちゃんが噛んでしまったため、続く龍太も噛んでしまう悪循環(爆)。いやでも毎回なにかしようという気概が感じられて、それだけでBOYSの株がずいぶんと上がりました。大智曰くいつも出て行くときに「今日はどうやって出る?」とひそひそ相談してるそうで、是非その様子を裏からこっそり見たかった〜。いつだったか淳太が最初の方の挨拶で「いつもみんなの心に、中間淳太です」と言ったのを受けて、「いつもみんなの心に、濱田崇裕です」「室龍太です」「山碕薫太です」「中田大智です」と続けた回もありました。オーラスの時、大智が「俺ら一回もここで自分の名前言うてへん」と言ったとき、「いやあの時言うたやん」とこっそり全ステならではのツッコミを心の中で行いました(笑)。


<演出コーナー>
ファー付き白ニット('02年のクリコンで安田が着てた衣装)を着た神山がサンタさんにもらった星の図鑑を見て、お気に入りの星を紹介していく流れ。関ジュ次世代のまさに頂点に位置するTOP KIDSの中でも中心的存在の神山先生だけあって、ステージ上にたった一人で出てきても堂々としたもんです。全10回中大体半分は台詞を噛んでしまうのもご愛敬。

・サンダーバード(べてらん&天野組)
まずは、イナズマの星。
ステージ奥に雷をかたどった電飾が光り、黒とシルバーを基調としたフード付きコートを羽織った7人がセリ上から登場。これは'04年クリコンで着てたエイト衣装のお下がりですね。全員フードを下ろして顔を隠し、音が切り替わった瞬間にフードを上げる演出が◎。セリから飛び降りて
一番に歌い始めるのは文一まさかのソロパートに客席も驚愕のざわめき。(←これホントにその場にいるとハッキリ伝わってきます。私も初回は同じ反応だったし;) けっこう長いソロでしたが、案外歌もいけると思いました。ひいき目かもしれませんが……。(もはや自分の判断能力に一片の自信もない) このセリから飛び降りるとき、菊岡だけ毎回フードが頭に被ってしまって、立ち上がるとまた顔が隠れてしまうのが気になって仕方ない。もちろんすぐに取り払いはしますが、せっかくの麗しいご尊顔をほんの一瞬でも隠しておくのはもったいない。文一も時々フードを被ってしまうことがありましたが、立ち上がる前にさっと払ってました。間奏後の大サビも文一ソロで、彼は一生懸命歌うときは両手を胸に当ててしまうクセがあるみたいで、それが緊張感を表してるみたいで大変に可愛い。これ歌ももちろん良かったんですが、ダンスも格好良く揃ってて、一列に並んだところが見応えありました。なのに超良席で入った回は菊様立ち位置だったので、文一そっちのけでガン見する羽目に。ノースリコートから覗くほっそりした腕に適度に筋肉が付いてるのを確認すると、どれだけ見ても見飽きない美貌を拝見。ホントに菊様レベルになると顔だけで世の中渡っていける気がします。いや、もちろん文一は文一で大好きなんですが、うっとり見惚れる対象としてはやっぱり菊様に敵う人はいない。今回奇跡の席運で(かなり人様の運にも頼りましたが)、一階5列以内に4回も入ったのに、ほとんどこの曲は菊様に捧げました(爆)。初回はこの曲が終わった時点で「私これに5,500円払う!」と叫んでましたが、この後に更に素晴らしい楽曲が待っているのです。

・宙船(OSSaN)
続いて、水の星。
OSSaNバンド初お披露目といってもいいこの曲で、しかし
前半日程は布を持って走り込んでくるべてらん勢に釘付けでした。おそらく水の流れを表現するため青いシートを持って龍規が先頭で走ってくるんですが、さっきまで格好良く踊ってた人達がシートの下で一生懸命布を振ってるのが面白過ぎて、笑い死ぬかと思いました(爆)。布は上手から下手に向かって広げるので、先頭の龍規はもちろん下手端の前方に位置するんですが、彼は背中を向けて寝転がるので、布を通してもその背中のラインがハッキリわかるわけです。彼の後ろにいた菊岡は下手端の後方で立って布をパタパタやってました。やっぱ龍規が立つと身長バランスが難しいから?(笑)。文一は舞台上手端の前方でやはり寝転がってたんですが、彼は客席に背中を向けずに前を向いて布を引っ張ってたんで、リアルに体の線はうつさずに済んでました。でもって布を押さえる指先が表にチラ見えになってて、その手の小ささにキュンキュン。ところが後半戦ではコツを覚えたか、指先が見えなくなってました。残念(笑)。17日二部はシートが真ん中でねじれてしまって、うまく広げることが出来ずに菊岡と龍規の姿が丸見え状態(爆)。龍規はさっきと同じ衣装のまんまなのに、菊岡は上着を脱いでタンク姿でした。なんか得した気分(笑)。その後なんとかねじれを直そうと奮闘するもなかなかうまくいかず、最後はシートにくるまった龍規が身体ごとずりずりと前へ移動してました。後半日程になってやっとシート以外の部分を見るようになったんですが(遅)、なんとここで真鳥・吉田・麗生馬・新矢のリトルおっきい組がダンス踊ってたんですねー。麗生馬の真剣な踊りを見られる数少ない機会なのに、前半すっかり見逃してたのが悔しい限り。このとき真鳥のシンメ相手吉田くんが身内では密かに人気で、いろんな人に「あの子誰?」と聞かれました。

・お魚コント?(BAD+チビジュ)
これなんで入れたのか理解不能なんですが、花道から紺の法被に鉢巻きをした漁師姿の桐山板前姿の淳太が出てきて、ショートコント?そこへ千崎が「せっかく僕らが格好良く演奏してるのに邪魔しないでください」と文句を言うと、魚の被り物をしたチビッコの一人(丈一郎かな?)が千崎の足にかぶりついて、それを見たBADが「お前ら三枚におろしたるー」と追い払う……だけ!です。ホントにそれだけ。マルが見に来たとき「あれなんやったん?」とダメ出しされるほどの意味不明さ。あのマルにダメ出しされるなんて世も末!オーラスではこの魚の被り物の中に山下颯が弁慶姿(注:ヒナコンでKTKの牛若と弁慶をやった時の格好)で出てきて、長刀代わりの箒を持って仁王立ち(笑)。それに対して誰も触れたり突っ込んだりしないのがまたおかしかった。

・ビロードの闇(BOYS)
光の届かない星。
濱田崇裕オンステージ。と言っても過言ではない始まりで、照明が落ちたステージにオレンジ衣装(オレンジ地に黒のラインのよく見る衣装)濱ちゃん一人が現れ、ソロダンスを踊り出すもんだから、初回ではすっかり濱ちゃんソロだと信じて疑いませんでした。またこの時の歓声が凄くて、文一のように「なんで彼が?」的な驚愕の気配ではなく(爆)、素直に「濱ちゃんステキー!」って感嘆の声。いやー、この冬は改めて濱田人気を確認出来ました。最初の一小節を濱ちゃん一人で歌い終わった後、入れ替わりに大智が衝立の向こうから出てきて歌い継ぐ、この演出も素晴らしい。濱ちゃんも大智もそれぞれ趣の違う甘さのある声で、こういうしっとりした曲になると更に引き立つ気がします。大智が引っ込むと今度は龍太と薫太が一緒に出てきて、二人はソロパートはなくて一緒に歌うんですね。なんだか立場の弱いモン同士が支え合ってる感(注:全くの思いこみ)が愛おしい。4人が一列に並ぶと、今度はそれぞれにアクロを披露して、不得手な薫太は大智の背中を借りてくるんと回るもどきでお茶を濁す。たぶん今BOYSで一番アクロの上手い龍太は、ステージ後方から勢いを付けてバック転の足をずらす高度な技を魅せてくれました。もちろんアクロばかりでなくダンスも見所満載で、特に「指す場所へと目指す♪」で床を指差す振りが好き。そしてなにより薫太が一曲丸々振りを覚えきったことに感動。(どんだけ低く見積もってるんだ) 途中から頭からすっぽりマスクを被ったバックが出てきて、このツートップがものすごい身長差なのでてっきり室文シンメだと思ってたんですが、どうも後の出番を考えると、ここはミマキックスかリトルのおっきい子組のような?曲が終わると天井から降りてきたマスクを手に取ったBOYSは各自その場で装着。このマスクには額のとこに引っかける金具かなんかが付いてて、それがまるで前髪がはねてるみたいに見えるのが気になって仕方ない(笑)。

・仮面(BAD・BOYS・OSSaN・べてらん・天野組)
これは神山の説明はなかったんですが、まだ演出コーナーの続きだと思うので、名付けるならそのまま、仮面の星?(まんまやん)
初回サンダーバードで5,500円払うと言った私ですが、
この曲になら7,000円くらい払っても惜しくありません。(断言) 今まで見てきた関ジュの出てる曲(バック含め)の中で一番好きな演出かも。なによりユニット組に限らず全員に見せ場があるというのが感動的。間違いなくこの曲が今回の関ジュコンの目玉です!このセットリストを考えてくださった方(たぶん8割方社長で残り振り付け師)に心から感謝の意を。
まずはマスクをつけたBOYSの後ろから
白スーツ姿の淳太が登場。もちろん彼もマスクをつけてますが、初回はここでいきなりハプニング。自分でマスクを外す前にポロッと取れてしまったとMCで自己申告。初回だから言わなきゃ気づかない人もいたのに、正直申告な淳太に感心。二回目からはちゃんと自分でマスクを外して、そこでまた歓声が上がるのがさすが淳太様々。そんなアイドルの王道まっしぐらな淳太なのに、ステージ奥から突如登場する演出のため、自分で黒布を前に掲げて体を隠しながら移動してました(笑)。淳太のソロ始まりで、舞台後方の円形ステージにマスクを付けたべてらん&天野組が現れて、文一の立ち位置は舞台最後方の上手寄り。これも初回から一発で見つけることが出来たので(私にしては珍しい)、以後ずっと登場の瞬間から追うことが出来ました。黒スーツに赤シャツのシンプルな衣装が文一の細身に似合ってて、とってもステキ。その場で踊ってる間にステージが回ってくれるので、待ってれば文一が近づいてきます。全体の立ち位置はちゃんとチェックしてませんが、文一の手前が龍規で、その前が菊岡、清水とかで並んでたはず。文一が淳太の真後ろ(つまりセンター)に来た時にステージの回転は止まって、マスクを外す……と、もう一枚マスクを付けてるので、まだ顔は見えません。うう〜、焦らしプレイ!桐山が加わってBADが揃った後ろで踊るマスク姿の文一は、どうやら菊岡とシンメっぽいような。文菊シンメは日本人形とフランス人形を並べたような趣の違う美しさがあって(正気か自分?)、私の大好物です。この時だったか文一の後ろで踊ってる天野の動きがもの凄くて、往年の(…)長谷川を彷彿させるインパクト。上手と下手に分かれたべてらん勢、文一は下手端でマスク片手に踊るんですが、まるでマスクが手の先と一体になったかのように手首を捻る動きが絶品。シンメの菊岡も今までの(私の勝手な)イメージを一新するような見事なダンスで、この片手が自由に使えない状態がまたツボ。この後べてらんは一旦捌け、BADも桐山が上手、淳太が下手に分かれると、そこに控えていた子(天野組?)にマスクを渡されて踊り出す。この時の淳太のダンスで、踵をつけて爪先だけ上に向けるのが、ミッキーのポーズみたいでむっちゃ可愛い(笑)。もしやこういう振りかとシンメの桐山も確認してみたんですが、やっぱり動きが違う。BADがセンターを空け渡したところに出てきたのはOSSaNで、それに続いて文一がマスクを外しながら登場!その後ろに菊岡がいて、本当にこのお花シンメには惚れ惚れするばかり。もちろんすぐ後に龍規と伊藤も続いて、文一だけ膝を突いてしゃがむとべてらん4人が決めポーズ!(TVガイドに載ってた写真です) この後文一はさっと下手袖に捌けますがすぐに戻ってきて、手にはマスクの代わりにマシンガン。この間、菊岡が一瞬センター位置にいる貴重な瞬間(笑)。そこで文一を先頭に菊・淳太・桐山・OSSaNで一列に並ぶと、圧巻の千手観音。ここまでジャニっぽさ全開の演出にただ息を呑んでいると、文一だけくるりと振り返ってマシンガンを構え、それを天井に向かってぶっ放す!すると布が落ちてロープにぶら下がったBOYS4人が登場!どっひゃあ〜、これぞザ・ジャニーズ!!ジャニファンには堪らない演出です。初回見たときはうっかり魂持ってかれました。この演出で、今までの素晴らしいBADとべてらんのダンスも、全てBOYSの前振りにさえ思えるほど。しかしハプニングの多かった17日二部では、大智の布だけ外れず隠れたままに。一生懸命手で布を押しのけてる姿が間抜けで可愛かった(笑)。ラストは桐山をセンターに、大智が下手、濱ちゃんが上手に立って台宙を披露。他二人は危なげのない綺麗なフォームで回ってましたが、大智がほぼ8割の確立で着地に失敗。あれ?初挑戦のこととは言え、一時は濱ちゃんに「俺より上手」と言われた大智さん、アクロ下手になった?それって体重が……(以下自粛)。

・WISH(TOP KIDS・Little Gangs他チビジュ)
サンタがたくさんいる星。
前曲のあまりのすばらしさに呆然としてるうちに始まるので、いつも出だしの記憶がありません(爆)。それでも神山の説明だけは耳に入ってきて、まだ演出コーナーが続いてるのかと朧気に認識する次第です。ちっちゃい子がいっぱい集まる中、全然ちっちゃくない麗生馬は2002年クリコンでマル辺りが着てた白衣装を着用。大きい子はサンタ帽子は被らせてもらえないみたいで、
この星においては逆年功序列がまかり通ってる様子。しかし両手に鈴を持って熱心に動かし続け、なおかつ決して笑顔を絶やさない麗生馬の姿が大変印象的でした。おかげで普通に嵐のCD聞いても麗生馬の顔が浮かんできます。


MIRACLE STARTER
演出コーナーも終わり、二回目の桟敷登場はOSSaN4人。結成半年で桟敷登場とは、ホントに破竹の勢い昇進ですな。しかしながらステージ上には文一達べてらん勢が出てるので、桟敷までチェックする余裕はなく。べてらん&天野組の衣装、白の上下に深緑のマフラーが大人っぽくて(後に出てくるBADBOYSが黄緑マフラーだからその比較で)、ちっちゃい子がたくさんいる中に紛れ込んだ様子がどうにも不自然(苦笑)。文一は一切足元を見ずに移動するので、そのうち誰か蹴飛ばしてしまうんじゃないかと心配でした。

湾岸スキーヤー
回転ステージ上にあるセリにBADBOYS6人が並んで登場、スタンドマイクで一列になって歌います。文一達はその足元でダンス。さっきまでの演出コーナーでは対等のような扱いでしたが、伊藤念願の宇宙旅行(ラジオレポ参照)から帰ってきたら、途端に現実に戻った身分差……。文一はマフラーさばきが大変下手なので、これ踊ってる最中も何度も肩から落ちてきて、もてあましてる様子でした(笑)。もしかしてなで肩?でもその割には濱ちゃん(なで肩代表)のマフラーが落ちてるのは見たこと無いから、単に姿勢や仕草の問題かも。菊様なんて一糸乱れぬお姿で、それはそれでマフラーが崩れないように踊りの手を抜いてる疑いが湧いてきました(爆)。ちなみにミラスタ〜湾岸の流れは'02年クリコンでやったまんまの流れなので、今回の構成はメイン部分をざくっと決めた後は、既成のセットリストを組み込んだだけなんだろうなと推測。

浪花いろは節 WINTER ver.
MC前はいろはで決めるのもエイトと同じパターン。変なとこだけ先輩の構成を継承する関ジュ達。ゆーかコレ、2005年組とか初めて聞くんじゃないだろうか。2006年組に至ってはいろは自体初聴(!)かも。ここでも踊ってるうちにマフラーが邪魔になった文一は、よく変な巻き方をしてました。首締まるんちゃうかと思うくらいキツキツに巻いたり、肩から腰へ斜めがけにタスキ状にしてみたり、終いには首から外して手で持ったりしてました。だれか文一に素敵なマフラーの巻き方を教えてあげてください。曲中は特に立ち位置決まってなさそうですが、最終的にはMC並びの場所にいないといけないので、文一は踊りながら下手端に寄ってきます。しかし彼の目的はそれだけでなく、花道に並んだチビジュがステージへ戻っていく際、そこで毎回楠本をつかまえて一緒に遊びます。ええ、毎回客席そっちのけで、楠本との時間のみを楽しんでおりました。どうした文一、龍規のショタ好みがうつったか!?いや、元々楠本は文一が唯一絡めるチビッコではありましたが、なにもそんな毎回一緒に遊ばんでも……。そこまでして楠本に拘りながら、いざMCに切り替わるとあっさり見向きもしなくなる文一が、大変彼らしく身勝手な大人です(笑)。



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